EZwebでPC向けコンテンツの決済が可能に携帯電話のコンテンツを購入する感覚でPC向けのコンテンツを購入できる仕組みがEZwebで提供される
KDDIおよびツーカーグループは10月1日より、EZwebからPC向けインターネットコンテンツを購入できるメニューを追加する。これによりユーザーは、携帯電話のコンテンツを購入するような感覚でPC向けのコンテンツを購入できるようになる。 PC用コンテンツの購入は、EZwebに用意された専用サイトにアクセスし、4桁のパスワードを入力することで行える。決済が行われると購入したPCコンテンツのIDとパスワードを入手でき、ユーザーはそれを使ってPCでコンテンツを利用することになる。 サービス開始当初に用意されるのは「音楽」「映像」「ゲーム」「コミュニケーション」の4ジャンル10コンテンツ。決済の上限は1つのコンテンツにつき2000円。EZweb対応の全ての携帯電話でサービスを利用できる。 同サービスのメリットは、PC経由でコンテンツを購入する際のプロファイルやクレジットカード番号の入力といった煩雑な手続きが省け、4桁のパスワードを入力するだけで済むことと、クレジットカードを持たないユーザーでもコンテンツを購入できることだ。 コンテンツプロバイダ側にとっては、auやツーカーの料金回収代行を利用でき、キャリア携帯電話のポータル上でコンテンツの紹介が行えるというメリットがある。 現在インターネットコンテンツの購入は、クレジットカード決済とISP課金が主流となっているが、ISP課金はISPが持っているコンテンツにしか利用できず、クレジットカード決済はカードを持っていないユーザーは利用できないというデメリットがあった。au広報はEZwebの決済はそれらのデメリットを解消するものになるといい「今後ISP枠にとらわれない多くのコンテンツを対応させる」と話している。
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