Mobile:NEWS 2002年10月7日 10:48 PM 更新

富士通研、携帯電話で操作できる家庭用ロボットを開発

富士通研究所は、外出先から携帯電話で操作できるホームロボット「MARON-1」を開発したと発表。留守番などの用途を想定し、改良を重ねた上で製品化する

 富士通研究所は10月7日、外出先から携帯電話で操作できるホームロボット「MARON-1」を開発したと発表した。留守番などの用途を想定し、改良を重ねた上で製品化する。


 同ロボットは32(幅)×36(奥行き)×32(高さ)センチ、重さ5キロと従来の同種のロボットに比べ小型。2輪による移動機構と上下左右を向く小型カメラ、PHS通信カードを搭載し、OSはWindows CE 3.0を採用。内蔵ニッケル水素充電池で約12時間駆動する。

 iアプリが使用可能な携帯電話(503is以降とFOMA)を使用して遠隔操作できる。前後進や左右回転などの指示を与えて自由に動かし、カメラ視界を撮影して携帯電話に画像を転送できる。また家の間取り図を登録しておくと、障害物を避けて段差を乗り越えて目標地点まで移動可能という。

 また赤外線リモコン対応のエアコンやTV・ビデオを操作可能。カメラ視野内に入った侵入者を検知して設定番号に電話する機能なども備えた。

 10月12日から開かれる日本ロボット学会(大阪大学)で発表する予定。また「WPC EXPO 2002」(10月16−19日、東京ビッグサイト)に参考出品し、デモンストレーションを行う。

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