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2002年10月8日　04:52 PM 更新

日本IBM、「ThinkPad」に10周年記念限定モデルなど5機種13モデルを発表

日本IBMは10月8日、「ThinkPad」シリーズの新製品として、ThinkPad発売10周年記念特別限定モデルなど5機種13モデルを発表した

　日本IBMは10月8日、ノートPC「ThinkPad」シリーズの新製品として、ThinkPad発売10周年記念特別限定モデルなど5機種13モデルを発表した。

　「ThinkPad X30 10th Anniversary Limited Edition」は、今年がThinkPad発売10周年となるのを記念して、日本国内で2002台のみ発売する特別限定モデル。米IBMが9月に発表した「ThinkPad X2x」の後継機種となるB5ファイルサイズノートPC「ThinkPad X30」をベースに、天面に「ThinkPad s30」で好評であった「ミラージュ・ブラック」塗装を施し、ヒンジ部分に「10th Anniversary Limited Edition」ロゴとシリアルナンバーをあしらっている。

　主な仕様は、以下の通り。

型番	26724B7
CPU	モバイルPentium III-M/1.20GHz
チップセット	Intel 830MG
メモリ	256Mバイト（PC-133 SDRAM、最大1Gバイト）
HDD	40Gバイト
ディスプレイ	12.1V型TFT液晶（1024×768ピクセル／1677万色表示）
通信	IEEE802.11b、10/100BASE-TX、56Kbpsモデム（V.90）
バッテリー駆動時間	4.6時間
OS	Windows XP Professional Edition
サイズ	273（幅）×223（奥行き）×30.2（高さ）ミリ
重さ	1.65キロ
価格	27万5千円

　ThinkPad X30 10th Anniversary Limited Editionは10月24日に出荷開始の予定。なお、ThinkPad 誕生10周年記念サイトで行われていた先行予約の受付はすでに終了しており、残る購入方法としては、10月16日から東京ビッグサイトで開催される「World PC Expo 2002」のIBMブースの専用端末で応募するか、一部店舗で販売されるものを狙うということになる。

　「ThinkPad T30（2366）」はスリムサイズきょう体のハイスペックA4サイズノートPC。7月に発表したモデルからCPUをモバイルPentium 4-M/1.90GHz、同/2.0GHzに高速化した。全5モデルを用意する。

　CPU以外の主な仕様は、チップセットIntel 845MP、メモリ256Mバイト（PC-2100 DDR SDRAM。最大1Gバイト）、グラフィックスチップATI Mobility RADEON 7500（16Mバイト）、ディスプレイは14.1V型TFT液晶（1024×768ピクセルまたは1400×1050ピクセル／1677万色表示）、40Gバイトまたは60GバイトHDD、10/100BASE-TX、56kbpsモデム、IEEE802.11bなど。拡張ベイとしてウルトラベイ・プラス×1を備える。サイズは304（幅）×250（奥行き）×36.6（高さ）ミリ、重さは2.5−2.6キロ、バッテリー駆動時間は約2.5時間。

　CPUにモバイルPentium 4-M/1.90GHz、40GバイトHDDを搭載した2366-K7J/2366-E7Jが34万9000円（IBMダイレクト価格）となっている。10月9日に出荷開始予定。

　「ThinkPad A30p（2653）」は高精細液晶ディスプレイ「ThinkPad Flexview Display」と高速グラフィックスチップATI Mobility Fire GL 7800（64Mバイト）、2つのウルトラベイ2000を装備した、デスクトップPCを置き換える高性能ノートPC。CPUをモバイルPentium 4-M/2.0GHzに高速化した。

　主な仕様は、チップセットIntel 845MP、メモリ256Mバイト（PC-2100 DDR SDRAM。最大1Gバイト）、ディスプレイは15V型TFT液晶（1600×1200ピクセル／1677万色表示）、60GバイトHDD、10/100BASE-TX、56kbpsモデム、IEEE802.11b、Bluetoothなど。サイズは329（幅）×272.5（奥行き）×46.8（高さ）ミリ、重さは3.5キロ、バッテリー駆動時間は約2.0時間。OSはWindows XP Professional EditionとWindows 2000 Professionalの2つから選べる。いずれも43万9000円（IBMダイレクト価格）。10月9日に出荷開始予定。

　「ThinkPad A31（2652）」は、モバイルPentium 4-M/1.60GHz、同/1.80GHzを搭載し、2つのウルトラベイ2000を備えたA4ノートPCのスタンダード機。4モデルを用意する。「ThinkPad A30（2652）」はモバイルCeleronを搭載したエントリー機にあたる。それぞれ7月発表のモデルと比べ、CPUを高速化した。

　ThinkPad A31の主な仕様は、チップセットIntel 845MP、メモリ128M/256Mバイト（PC-2100 DDR SDRAM。最大1Gバイト）、ディスプレイは15V型TFT液晶（1024×768ピクセルまたは1400×1050ピクセル／1677万色表示）、20G/40GバイトHDD、10/100BASE-TX、56kbpsモデム、IEEE802.11bなど。サイズは329（幅）×272.5（奥行き）×46.8（高さ）ミリ、重さは3.5キロ、バッテリー駆動時間は約2.3時間。OSはWindows XP Professional EditionとWindows 2000 Professionalの2つから選べる。モバイルPentium 4-M/1.60GHzを搭載したモデルが22万9000円（IBMダイレクト価格）。10月9日に出荷開始予定。

　ThinkPad A30の主な仕様は、CPUがモバイルインテルCeleron/1.2GHz、チップセットIntel 830MP、メモリ128Mバイト（PC-133 SDRAM。最大1Gバイト）、ディスプレイは14.1V型TFT液晶（1024×768ピクセル／1677万色表示）、20GバイトHDD、10/100BASE-TX、56kbpsモデムなど。サイズは329（幅）×272.5（奥行き）×46.8（高さ）ミリ、重さは3.4キロ、バッテリー駆動時間は約2.5時間。OSはWindows XP Professional Editionで、20万9000円（IBMダイレクト価格）。10月9日に出荷開始予定。

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