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2002年10月17日　05:50 PM 更新

Bluetooth携帯でバス停案内・運賃決済　KDDI、エリクソン、日野が乗降アシスト開発

KDDIと日本エリクソン、日野自動車は、Bluetoothと携帯電話を活用したバス乗降アシストシステム「BT Conductor」を共同開発。路線バス乗降時に携帯電話を通じてバス停案内や運賃決済などの各種サービスを提供できる

　KDDIと日本エリクソン、日野自動車は10月17日、Bluetoothと携帯電話を活用したバス乗降アシストシステム「BT Conductor」を共同開発したと発表した。路線バス乗降時に携帯電話を通じてバス停案内や運賃決済などの各種サービスを提供できる。

　新システムではバスやバス停にサーバを設置し、乗客のBluetooth対応携帯電話とワイヤレスで接続。サーバから携帯電話に停留所案内などの情報を文字や光、音声で提供する。また携帯電話から降車合図を出したり、運賃を電子決済することもできる。

　バスに乗り慣れない人や視聴覚障害者、外国人などの乗客に対してサービス向上が図れ、バス事業者にとってもワンマン機器の合理化や多の公共交通機関とのシステム共通化などのメリットがあると見ている。

　システム名は「Bus Transport」「Bluetooth Transmit」の頭文字と、携帯電話が車掌（Conductor）のように機能することから名付けた。日野が企画し、Bluetooth技術を持つエリクソンがシステムを開発、携帯電話を活用したITS（高度道路交通システム）事業を進めるKDDIが全体のコーディネートを担当した。

　新システムは商用車中心の「第36回東京モーターショー」（10月29日−11月3日、幕張メッセ）の日野のブースに参考出品する。

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