携帯ソフト販売差し止め請求、SSIは「悪質な営業妨害」と反論ソースネクストがエス・エス・アイ(SSI)とエス・エス・アイ・トリスター(SSIトリスター)の携帯電話メモリ編集ソフトに著作権を侵害されたとしてSSI製ソフトの販売差し止めを求めている問題で、SSI側はこのほど「悪質な営業妨害」などと反論した。 この問題は、SSIとSSIトリスターが販売する携帯電話メモリ編集ソフト「携帯万能8」が、ソースネクスト「携快電話6」の著作権を侵害しているとして、ソースネクストがSSI製ソフトの販売を差し止めるよう求める仮処分申請を東京地裁に提出したもの。 ソースネクストは「携帯万能8は、携快電話6のファイルの一部をコピーして使用しており、著作権を侵害された」と主張。SSI側を刑事告訴して受理されたとしている(9月9日の関連記事参照)。 これに対しSSI側によると、携快電話6のソースコードの著作権は、開発元である米American Megatrends(AMI)が所有することでソースネクスト側とAMIが合意している、という。 これに対しSSIはAMIから使用許諾を受けて携帯万能8を開発しており、「ソースネクストは著作権を有していなのに、あたかも著作権者であるように装って仮処分申請と告訴をした」と非難。「著作権侵害に名を借りた悪質な営業妨害行為」として不正競争防止法違反の疑いで10月3日付けで刑事告訴、受理されたとしている。 関連記事ソースネクスト、「携帯万能8」販売差し止めを請求 関連リンク SSIトリスターの見解 [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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