「JobsはPalmを買収しようとした」〜Palmの内幕を描く書籍「シンプリー・パーム」Palm業界の内幕を描く書籍「シンプリー・パーム」が10月28日に発売される。著者の1人は元Palmの重役アンドレア・バター氏。「今だから話せる」内幕や、発売に至らなかったモックの写真など、貴重な情報が収録されている
ソフトバンク パブリッシングは10月28日、アンドレア・バター/デビッド・ポーグ氏によるPalm業界のインサイドストーリー、「シンプリー・パーム ―― 理想のPDAを目指して」を発売する。価格は2400円。 同書籍は、「ハンドヘルドの父」と呼ばれるジェフ・ホーキンス氏の半生を追いながら、Palmが10億ドル産業に成長するまでの過程を描いたもの。 PDAを「衝動買いできるくらい安く、シンプルで、PCとデータをやりとりできるもの」と定義づけたホーキンスがガレージでモックアップを作る黎明期から、資金調達のために身売りした親会社USロボティクスとの利害の不一致による苦闘、マイクロソフトとの駆け引きなど、これまで語られることのなかった裏事情が描かれている。 「パーム創設者ホーキンス氏が作った最初のソフトはカシオのズーマー用だった」「資金難の頃は、HP 200LX用シンクロソフトで食いつないでいた」「やっぱり(アップルのCEO)Steve Jobs氏はPalmを買収しようとしたことがあった」などの衝撃の事実も明るみに。ほかにもホーキンス氏がガレージで作った初代モデルや、世には出なかったクラムシェル型モデルのモックアップなど、未公開写真が多数掲載されている。 なお、本書の監修は、Palmのコミュニティサイト「パーム航空」の機長で知られる伊藤正宏氏があたっている。
「シンプリー・パーム」を3名様にプレゼントします。プレゼント希望者は、
をご記入の上、編集部宛てに送信してください。件名は「シンプリー・パーム」でお願いします。締め切りは10月25日のタイムスタンプ有効。当選発表は発送をもって代えさせていただきます。
発売前に先行公開〜「シンプリー・パーム」プロローグ 関連リンク ソフトバンク パブリッシング 「シンプリー・パーム ―― 理想のPDAを目指して」書籍紹介ページ [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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