PowerVR MBX上でMascot Capsule Engineを〜エイチアイとImaginationが提携「PlayStationレベルのグラフィックスが実現される」ということで注目を集める組み込み機器向けチップ「PowerVR MBX」に、エイチアイの「Mascot Capsule Engine」が移植される
エイチアイはImagination Technologies Groupと、日本でのモバイル向け3Dグラフィックスに関する技術提携と、日本と海外におけるマーケティング展開について協力することで合意した。 この提携によりエイチアイは、Mascot Capsule Engine Micro3D EditionをImagination TechnologiesのPowerVR MBXに移植し、Imagination Technologiesは、移植に関する技術協力を行う。 PowerVR MBXプラットフォームを利用する企業はMascot Capsule Engine Micro 3D Editionの利用が可能になり、ユーザーはPowerVR MBXを使用した携帯電話や携帯端末上でリアルな3Dを楽しんだり、3Dグラフィックスアプリケーションを組み込むことができる。 ImaginationのPowerVRアーキテクチャは、アーケードゲームから今は製造中止になっているDreamcastまで、あらゆるゲーム機で使われてきたもの。 ImaginationとARMは協力して、組み込み市場向けにPowerVRを改良しグラフィックス/ビデオコアのPowerVR MBXを開発。携帯電話やPDAなど低電力のモバイルデバイスでPlayStationレベルのグラフィックスが実現されるということで注目を集めている(8月8日の記事参照)。この技術を使った最初の製品は、2004年か2005年に登場すると見られている。 関連記事 ケータイにPS並の3Dグラフィックス――進むARMの実装 ARMが「PowerVR MBX」の実装を進めている。この技術を使った最初の製品は、メーカーにもよるが、2004年か2005年に登場する見込み 関連リンク エイチアイ イマジネーションテクノロジーズ [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
最新スペック搭載ゲームパソコン
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
FEED BACK |