写真で見るプレステージCLIE「PEG-NZ90」(2/2)
NR/NXシリーズでは、液晶ディスプレイ部を開いてキーボードを使う「Wingスタイル」とスタイラスペンの操作を主体とした「PDAスタイル」の、いずれかで操作を行えるが、PDAスタイルの場合には、「アプリケーションボタンが押せなくなる」という欠点があった。「NZ90」では、液晶ディスプレイの上部に4つのアプリケーションボタンが配され、PDAスタイル時の使い勝手が向上した。
「NZ90」では、新たに追加されたソフトウェアも見逃せない存在だ。OSはNXシリーズと同等のPalm OS 5.0だが、オリジナルのアプリがいくつか搭載されている。
写真やスペックから見ると、その大きさや重さから持ち歩くのには向かないPDAにも見える。確かに実際手にとってみると、「ずしり」と重いのだが、ホールド感がよく、手になじむ。「PDAとデジカメを一緒に持つぐらいなら「NZ90」だけを持ち歩けばいいかもしれない」という気になってくる。
液晶ディスプレイを開いた状態でキーボードを操作する際の重量バランスもなかなかいい感じだ。「NX70V」は、前に倒れこむ液晶ディスプレイを支えながら、文字を入力するという感覚だが、「NZ90」ではキーボード側の重量が増したことで、文字を入力していても、液晶ディスプレイを支えるという感覚はない。また、キーボード自体も、クリック感は従来の「NX70V」との差は感じられなかったものの、使用頻度が高い「Space」「BS」「Shift」「Caps」キーが大きくなり、使い勝手がよくなった。 また「NX70V」に装備される「CAPTURE/REC」ボタンには、録画か録音のいずれかしか割り当てられなかったが、「NZ90」では「CAPTURE」「VOICE REC」のボタンがそれそれ独立して用意されているため、NX70Vのような煩わしさがなくなった。 関連記事 200万画素カメラにFeliCaリーダ機能〜プレステージCLIE「PEG-NZ90」 ソニーは、200万画素カメラを内蔵、非接触ICカードの読み取り機能を備えたプレステージCLIE「PEG-NZ90」を発表した。2月8日から発売される ソニー、カメラ重視の新型CLIEを披露 ソニーは8日、200万画素のカメラを内蔵した新CLIEをプレス向け内覧会で公開した。デジタルイメージングに重点を置いたモデルで、2月末に北米で発売される予定 ソニー、カジュアルなCLIE「SJ30」を発表〜9月14日発売 ソニーはCLIEシリーズに新モデル「SJ30」を追加した。PDA初心者や若者をターゲットとした製品で、オプションのゲームパッドも合わせて発売される 新型CLIE発表、Palm OS 5+XScale/200MHz搭載 新OSと高性能CPUを搭載したCLIEがついに登場。CFスロットを標準装備し、PHSカードも装着できる ソニー、新世代の「メモリースティックPRO」を発表 容量が1Gバイト、転送速度が160Mbpsに達する「メモリースティック PRO」が登場。これを利用できない従来製品向けに「メモリーセレクト」も投入する 最強のPalmデバイス「CLIE NXシリーズ」インプレッション ソニーが満を持して投入したCLIEのフラッグシップモデル、NXシリーズ。新たに対応を果たした無線LAN、31万画素CMOSカメラの性能、刷新されたアプリケーション群を試した カジュアルCLIE「PEG-SJ30」〜ファーストインプレッション カラーハイレゾ液晶で2万9800円という価格、小型化されたボディ……PDA初心者をターゲットに発売される「PEG-SJ30」の機能や使い勝手をさっそく試してみた ソニー、CLIE Tシリーズの新モデルを発表──音楽再生機能も ソニーは、「CLIE PEG-T600C」の後継となる「PEG-T650C」を6月8日より発売する。CPUにはDragonball Super VZ 66MHzを採用、音楽再生機能が搭載される 「CLIE PEG-T650C」ファーストインプレッション 「薄型&軽量」がキャッチフレーズの「PEG-T600C」の後継機種には、さらに「音楽再生&高性能」という特徴が加わった。外見はT600Cそっくりだが、中にはCLIE NRシリーズと同じCPU/DSPを使用。高速な演算処理と、DSPを使った音楽再生や画像処理を実現している 関連リンク PDA Style [関口哲司, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 2/2 | 最初のページ モバイルショップ
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