Mobile:NEWS 2003年2月4日 08:34 PM 更新

Ericsson、IPv6を使った携帯電話と無線LAN間のローミング実験


 Ericssonは2月4日、IPv6を利用して、2Gおよび3Gの移動通信網から無線LANにシームレスなハンドオーバーが行える緊急医療システムネットワークのデモを欧州で実施した。「IPv6ワイヤレス・インターネット・イニシアチブ」(6WINIT)プロジェクトの一環として、チュービンゲン大学病院、シュツットガルト大学コンピューティング・センター、ブレーメン大学、ロンドン大学とEricssonの協力で、実際の救急車を利用して実施された。

 「ガーディアン・エンジェル」というこのシステムは、異なるネットワーク間をシームレスに移動でき、場所に応じて最適な無線のシステムを利用できる。

 緊急時の生命維持に必要な医療データや音声、ビデオ映像を送受信するにあたり、例えば無線LANの信頼性が十分でないときにはGSM/GPRS、UMTS/WCDMAのチャンネルを利用できるのが特徴となる。

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[ITmedia]

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