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2003年2月20日 02:11 PM 更新
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日本通信、bモバイルユーザーにホットスポット接続サービスを提供
日本通信は、3月下旬より「bモバイル」ユーザーにNTTコミュニケーションズの街頭無線LANサービス「ホットスポット」への接続を提供する。ユーザーは追加料金や別途申し込みの必要なく利用できる
日本通信は3月下旬から、同社の定額ワイヤレス通信サービス「bモバイル」ユーザーに、NTTコミュニケーションズが運営する業界最大手の公衆無線LANサービス「ホットスポット」への接続を提供する。
対象となるのは、PCカードタイプのデータ通信カードが同梱された1年間または6カ月のインターネットつなぎ放題サービス「U100」「U100-6M」、CFカードタイプのデータ通信カードが同梱された1年間または6カ月のインターネットつなぎ放題サービス「U100C」「U100C-6M」および「BMH10-J」ユーザー。
対象となるサービスの接続期間2日分を、ホットスポットの同1日分と「ネットワーク等価交換方式」により相殺するため、追加料金は発生しない。また、ホットスポットを利用する際のユーザー名やパスワードは、同サービス独自のものをそのまま認証に利用でき、申し込み手続きなどは不要。
PHSと無線LANの切り替えや接続は、サービス開始に合わせて提供されるユーティリティ「bアクセス」の新バージョンで行える。公衆無線LANとPHS接続用のボタンが用意され、それぞれの利用場所でボタンを押せば、すぐにインターネットにアクセスできる。
なお、無線LANを利用するには、「bモバイル」サービスに同梱されるPHSカードとは別に無線LANカードが必要。IEEE802.11b対応カードも利用できる。日本通信では今後、PHSと無線LANのハイブリッド通信カードの開発も視野に入れているという。
ホットスポットは、NTTコミュニケーションズが提供する月額1600円の公衆無線LANサービス。東京23区、横浜市、大阪市、札幌市、厚木市など、約350カ所に展開している。
日本通信は、今回のホットスポットとの連携を皮切りに公衆無線LANサービスプロバイダとの連携を強化、より広い範囲での利用を可能にしていく計画だ。
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「ホットスポット」サービスエリア
日本通信
[ITmedia]
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