ソニー、光るキーボード付きCLIE「PEG-TG50」発表ソニーはCLIEのビジネススタンダードモデル「PEG-TG50」を発表した。PXA250/200MHz、Palm OS 5搭載機で、暗闇で光るキーボードを採用した
ソニーはCLIEのビジネススタンダードモデル「PEG-TG50」(以下TG50)を発表した。3月15日発売予定で価格はオープンプライス(市場予想価格4万円弱)。 TG50は、「PEG-T650C」(2002年5月29日の記事参照)の後継に位置づけられるビジネススタンダードモデル。CPUにIntelのPXA250/200MHzを搭載、Palm OS 5が採用されている。T650Cではオプション対応だったBluetooth機能も内蔵された。 ボディは強度と高級感を両立する全面アルミボディ仕上げ。厚さは約16ミリ、重さ約184グラムで、厚さ12.5ミリ、重さ約140グラムのT650Cに比べると若干大きくなった(2002年5月29日の記事参照)。 スロットはメモリースティックスロットのみで、CFカード型データ通信カードを使ったインターネットアクセスを行うには、別売りの通信アダプタが必要になる。 バッテリーの持ちは通常使用時約11日間(NZ90、NX70V/60は通常使用で約10日間)。Palm OS 5搭載機の中では「一番バッテリーの持ちがいい」(ソニーマーケティング広報)。音楽再生時間も、ディスプレイ消灯時で4.5時間の連続再生が可能だ。 TG50の大きな特徴は、グラフィティエリアを廃して搭載された光るハードウェアキーボード。いずれかのキーを押すとバックライトが点灯し、暗闇での入力をサポートする。バックライトのバッテリー消費は本体のバッテリーの持ちには影響しないという。 ハードウェアボタンの両脇にはそれぞれ1つのボタンが設置され、左のボタンは単押しでホーム、長押しでメニュー表示、右のボタンは単押しでソフトウェアグラフィティ起動、長押しで検索が割り当てられている。 内蔵されるソフトウェアはNZ90とほぼ同等。WordやExcel、Power Point、PDFデータを閲覧可能なビューワ「Picsel Viewer for CLIE ver.1.0」、ボイスレコーダソフト「Voice Recorder ver.1.0」など、ビジネスニーズに合ったソフトがバンドルされている。
TG50では、通信アダプタ(PEGA-CF61)やモバイルコミュニケーションアダプタ(PEGA-MA15)、GPSモジュール(PEGA-MSG1)、ゲームコントローラ(PEGA-GC10)、USBクレードル(PEGA-UC50/60K)、スピーカークレードル(PEGA-SPC100K)、HotSyncケーブル(PEGA-HS10)などの周辺機器が流用できる。カメラモジュール「PEGA-MSC1」には未対応で、TG50を使った静止画撮影や動画撮影は行えない。 また、TG50の発売に合わせて、名刺やメモリースティック用ポケットの付いた専用キャリングケース「PEGA-CA62」も発売される。価格はオープンプライス(市場価格5000円前後)。ブラックが3月15日、ブラウンとレッドが4月下旬に発売される。
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