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2003年3月10日　04:07 PM 更新

NTTコム、iモード網利用の携帯向けサービス詳細を発表

NTTコミュニケーションズは3月10日、NTTドコモのiモード網を利用した携帯電話向けサービス「MOBILEWING」（モバイルウイング）を3月から開始する。携帯電話を遠隔操作のリモコンのように使い、自宅のPCや家電を操作するサービスなどを提供

　NTTコミュニケーションズは3月10日、NTTドコモのiモード網を利用した携帯電話向けサービス「MOBILEWING」（モバイルウイング）を月内から開始すると発表した。iモード網オープン化に対応したサービスはこれが初となる。

MOBILEWING

　新サービスは「OCNモバイルコントロール」（3月25日開始）と「OCNパケットフリーサービス」（3月12日開始）の2つ。

　OCNモバイルコントロールは、携帯電話から自宅PCなどをリモートコントロールできるサービス。別売りのアミューズメントデバイス「OCN.BEE」と組み合わせて利用することで、OCN.BEEに内蔵したカメラで室内をチェックしたり、家電を赤外線でコントロールすることができる。

OCNモバイルコントロールの概要

　iモードゲートウェイの開放対応機能である携帯電話の発ID情報を利用した「携帯電話番号認証」などのセキュリティ機能を備え、安全に利用できるという。

　OCN会員が対象で、料金は月額300円。OCN.BEEは5980円（4月30日以降は1万9800円）。

　OCNパケットフリーサービスは企業やコンテンツプロバイダなどサービス提供者側が対象。パケット通信料金を着信者側に課金でき、ユーザー側からは無料のサービスが実現できる。iモードゲートウェイのパケット通信料課金切り替えサービスを利用する。

　基本料金は登録1サイト（ディレクトリ単位）につき月額1000円、パケット通信料金は1パケット当たり0.4円。

　両サービスとも、NTTドコモのiモード端末に対応する。ただし一部の機器とFOMA端末は除くとしている。

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