DDIポケットのPHSが台湾で利用可能に〜4月1日からDDIポケットは台湾のPHS事業者「大衆電信」が提供するPHSネットワークを利用した国際ローミングを提供する。これにより、DDIポケットユーザーは、国内で利用しているPHSを台湾で利用可能になる
DDIポケットは、台湾のPHS事業者「大衆電信」が提供するPHSネットワークを利用した国際ローミングを4月1日から提供する。対応するPHSは、4月1日から発売される日本無線製端末「AH-J3001V」と「AH-J3002V」。同社によれば、今後発売する新機種も国際ローミングに対応させる予定だ。 台湾では2002年5月から日本とのPHSの国際ローミングサービスを開始しており、1カ月2000人が利用しているという。DDIポケットでは、同程度の日本からの利用を見込んでいる。 日本と台湾間のローミングは、端末内にDDIポケットの電話番号とローミング用の電話番号を登録し、切り替えて利用する。電話番号は、事前に申し込んでローミング用の電話番号を発行してもらうほか、070で始まるDDIポケットの電話番号をそのまま利用することも可能。 ただしローミング番号を利用すると、通話料は発信者負担となるため着信が無料だが、DDIポケットの番号をそのまま利用する場合は着信料金が1分あたり200円発生し、着信者側の負担になる。 利用できるPHSサービスは、通話、電子メール、Web接続、64Kbps回線交換のデータ通信。電子メールは日本のようなプッシュ型配信ではなくユーザーからアクセスして読みに行く形になるという。 台湾で利用可能なエリアは台北および周辺都市主要部と台北、新竹、桃園および中正国際空港。
利用料金は、通話やデータ通信の料金のほかに、利用1日ごと100円の基本料金がかかる。基本料金は長期利用者のニーズを考え、上限1000円に設定され、1カ月に10日以上使う場合は1000円以上の基本料金は発生しない。
なお、国際ローミングの利用に当たっては事前に電話での申し込みが必要。申し込んでから数時間以内にローミングが可能になるといい、海外から国際電話で申し込むことも可能。 また割り当てられたローミング用の電話番号は、帰国後にローミングを解除すると使えなくなり、同一のローミング番号を使い続けることはできない。 関連リンクDDIポケット [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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