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2003年3月28日　04:53 PM 更新

シャープ、業界最薄のVGA CCDカメラモジュール

シャープは、業界最薄となる640×480ピクセル対応CCDカメラモジュール「LZ0P371K」を4月からサンプル出荷すると発表した。折り畳み型携帯電話の薄型化に貢献できる

　シャープは3月28日、業界最薄となる640×480ピクセル（VGA）対応CCDカメラモジュール「LZ0P371K」を4月からサンプル出荷すると発表した。折り畳み型携帯電話の薄型化に貢献できる。量産は8月から。

　1/7型35万画素CCD（画素ピッチ3.5μメートル）。13×10×4.6ミリと薄型で、容積も0.6ccとVGA対応CCDカメラモジュールとしては業界最小を達成した。

　フレームインタライン転送（FIT）方式のCCDを採用し、最低被写体照度1ルクスを実現。7倍電子ズーム機能も搭載し、接写機能（2次元バーコード読み取り）を付加することも可能だ。業界標準のベースバンドICに直接インタフェースでき、セットメーカー側での開発が容易だとしている。

　サンプル価格は5000円。本格量産時は月産100万個規模の生産を計画している。

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