505i対応HTML5.0とバーコード仕様が公開ドコモはWebページ上で、505iに対応したHTMLの新バージョン、5.0と、505iのカメラで読みとれるバーコードの仕様を公開した
NTTドコモは、8日に発表した「505iシリーズ」(特集参照)に対応したiモード対応HTMLのバージョン5.0をWebページで公開した。 504iシリーズや新型FOMAが対応するバージョン4.0に、Macromedia Flashや赤外線に関する機能を追加したもので、現在のところ対応するのは505iシリーズ。ブラウザのダウンロードサイズが20Kバイトに拡大されているほか、トラステッドiアプリ(iアプリDX、ドコモの認証を受けた端末内情報にアクセスできるiアプリ)への対応が主な特徴とされている。 拡張されたタグは、「MARQUEE」、フォームデータをメールで送信する「FORM」、ダウンロード後すぐに起動するiアプリを指定する「ilet」など。
また505iのうち「SH505i」「F505i」「P505i」での対応が予定されているバーコード読み取り(4月8日の記事参照)についても、認識できる仕様が公開された。 読み取り可能なバーコードは、JANコードとQRコード。JANコードは8桁と13桁に対応し、QRコードはバージョン1−10、モデル2、誤り訂正レベルはL、M、Q、Hに対応する。セルピッチなどについては準備中としている。 505iは、読み取ったバーコードからのWeb to、Mail to、Phone toに対応。電話帳登録やブックマーク登録も行えるようになっている。仕様では、これらの際のフォーマットも公開されている。
アドレス帳へ登録する場合の記述フォーマットは、vCardに似た書式を使う。「J-SH09」以降のJ-フォン向けシャープ端末も、QRコードを読み取ってアドレス帳に登録することが可能だが(2002年9月の記事参照)、505i向けのフォーマットとは細部が異なっている。 505i向けのコンテンツ作成仕様としては、505i対応Flash、iアプリDXなどが今後公開される予定となっている。
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