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2003年5月19日　03:39 PM 更新

ドコモ、FOMA国際ローミングサービスを開始

NTTドコモは5月19日、FOMA向け国際ローミングサービス「WORLD WING」を6月1日に開始すると発表した。国内で使用している携帯電話番号と同じ番号を使って、海外でも携帯電話による通話が可能になる

　NTTドコモは5月19日、FOMA向け国際ローミングサービス「WORLD WING」を6月1日に開始すると発表した。国内で使用している携帯電話番号と同じ番号を使って、海外でも携帯電話による通話が可能になる。

　FOMAカード（UIMチップ）をGSM対応の海外専用端末に挿入することで、海外でも日本と同じ番号で発信と着信ができるチップローミングサービス。一般的なGSM端末にFOMAカード（グリーン）を挿入するだけで利用できる。

　当初は欧米やアジア各国などGSM圏の53カ国・地域が対象で、日本人渡航先の約81％をカバーする。将来は合計72カ国・地域でサービスを提供する予定で、日本人渡航先エリアカバー率は約97％となる。

　料金はローミング先の事業者によって異なる。米国（AT＆T/T-Mobile）の場合、米国内通話が125円／分など。

　海外専用端末のレンタルサービス「WORLD WINGレンタルサービス」も始める。レンタルするのは米MotorolaのGSM端末「V66」。レンタル料は、iモード／インターネットで申し込んだ場合が400円／日、電話から申し込んだ場合が500円／日。

Motolora V66

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