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2003年6月2日　12:22 PM 更新

日本HP、2万4800円のiPAQ Pocket PC「h1920」を発売

日本ヒューレット・パッカードは6月2日から、世界最小、最軽量のPocket PC、「h1920」を発売する。価格は2万4800円

　日本ヒューレット・パッカードは6月2日から、PIM機能にフォーカスしたPocket PCの入門機iPAQ Pocket PC「h1920」を発売する。価格は2万4800円。

　h1920は、PIM機能にフォーカスしたPocket PC 2002搭載デバイス。低価格帯のPalmデバイス対抗のPocket PCとして発売される。低価格ながら高級感のあるデザインで、3.5インチ6万5536色半透過型カラーTFT液晶を搭載、CPUにはIntel XScale PXA255/200MHzを採用した。

　サイズ113.3×69.8×12.8ミリ、重さ120グラムと、薄さと軽さが特徴で、胸ポケットに入れてもかさばらない作りになっている。

　メモリは64MバイトのSDRAMと16MバイトのフラッシュROMを搭載、バッテリーは着脱可能なリチウムバッテリーで、通常利用の場合約8時間の利用が可能だという。

　拡張スロットは、メモリとしてのみ利用可能なSDカードスロットのみを搭載。従来のiPAQ Pocket PCシリーズの拡張ジャケットには未対応で、単体でのインターネットアクセスは赤外線経由のみとなる。

　クレードルも別売りになるなど、必要最低限の機能のみを搭載することで、2万4800円という価格を実現している。

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[後藤祥子, ITmedia]

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