Mobile:NEWS 2003年6月3日 03:05 PM 更新

世界携帯電話市場、販売台数18%増


 米調査会社Gartnerは6月2日、2003年1〜3月期の世界携帯電話市場調査結果を発表した。それによると同期の携帯電話総販売台数は前年比18%増の1億1270万台。

 エンドユーザー向け携帯電話販売台数は1〜3月期、堅調な買い換え需要から記録的なレベルに達したとしている。「全地域で大きな需要が観測されており、これらの結果から考えると、年間でも販売台数の2けた増が見込めそうだ」と同社アナリスト。

 市場首位は相変わらずNokiaでシェア35%。2位のMotorola(14.7%)に2倍以上の差を付けている。以下、Samsung(10.5%)、Siemens(7.6%)、Sony Ericsson(4.8%)の順。

 上位5社のうち前年同期から販売台数の伸びが最も大きいのはSumsungで33.6%増、2番目に大きいのがNokiaで20.9%増となっている。Sony Ericssonは前年比で販売台数を10.3%落とした。

 欧州とアジア太平洋のGSM市場で既にシェア50%以上を占めるNokiaだが、Gartnerのアナリストは、Nokiaはこれら中核市場で年内にさらにシェアを伸ばすだろうとしている。

 また今後年末にかけて、MotorolaとSamsungの2位争い、Sony EricssonとLG Electronicsの5位争いが注目されるという。

 「2003年は西欧などの成熟市場でカラー液晶やカメラ付きの端末が豊富に出回り、多くのユーザーが買い換えに向かうと予測できる」と同社アナリスト。

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