PDAの使い勝手に半数以上が「不満」〜ガートナー調査PDAの不満点、トップは「使い勝手」、次が「サイズ/重量」──ガートナーの調査からこんな傾向が分かった
PDAユーザーは、満足よりも不満を感じる度合いが強い──。ガートナー ジャパンの調査から、こんな傾向が分かった。 不満とする理由で最も多いのは「使い勝手」。半数を超える54.3%がこう回答した。次いで多いのが「サイズ/重量」の44.9%、「文字入力機能」の44.2%だった。 また買ってはみたものの、「結局使わなくなった」ユーザーは調査対象の250人中19.2%。4人に1人が使わなくなっている。 使わなくなったユーザーの購入動機として多かったのは「辞書代わりに」の30.3%、次いで「音楽や写真などエンタテインメント用途」の28.6%、「目的なし、とりあえず」の27.8%と続く。 辞書については専用機のほうが安くて使い勝手も良いため、「PDAで代用より専用機を」という傾向にあるとガートナーは分析。エンタテインメント用途の場合は「容量不足」を不満点として挙げる声が目立つという。
一方で「インターネットでWebブラウズ」などワイヤレス端末として使うユーザーは離反率が12%と低い。次いで「通勤時の暇つぶし用途」も18.8%で使い続ける動機として有効だ。 ガートナーはPDAの今後の課題として、通信インフラを含めた電子メール利用環境の整備、文字入力を中心とした使い勝手の向上、通勤/通学時に有用性を感じるアプリケーションの整備を挙げている。 関連記事 「年内にシェア50%到達」――Intel、PDA市場での成長と野望を語る PDA向けプロセッサ市場で、参入から2年で35%までシェアを伸ばしたIntel。「年内にシェア50%」を掲げると共に、PDAと携帯電話の融合によりさらなる成長を見込む 世界PDA出荷台数、1−3月は前年比21%ダウン IDCの報告によると第1四半期の世界ハンドヘルド機器総出荷台数は245万台で前年比21.3%減。トップ3はPalm、HP、ソニーの順 関連リンク ガートナー ジャパン [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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