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2003年6月27日　02:58 AM 更新

ライブカメラの映像をPDAやFOMAで〜キヤノンがビューワを発売

　キヤノンは、遠隔地に設置したネットワークカメラのライブ映像をPocket PCやNTTドコモの携帯電話で閲覧できるビューワを発売する。7月1日にPocket PC対応の「RV-P1.0」、7月下旬からFOMA対応の「RV-C1.0」が提供される。

　RV-P1.0は、キヤノン製のネットワークカメラの映像をPocket PC 2002搭載デバイスで閲覧するためのビューワソフト。最大で5fpsでの映像表示が可能で最大100カ所のカメラサイトを登録できる。PDAを横向きに使う全画面表示にも対応している。

　RV-P1.0は、Pocket PC版ビューワ機能をNTTドコモのFOMAおよび504i、504iSシリーズで可能にするiアプリ。FOMAでの利用では最大1fpsでのムービー表示が可能だ。対応端末はFOMA 2051および2102V、504i/504iSシリーズ。

　いずれも端末からカメラのパンやチルト、ズームなどの操作を行え、遠隔地でも任意の場所をモニターできるのが特徴。

Pocket PC用ビューワ「RV-P1.0」のインタフェース。カメラのパンやチルトをタップで行える

　無線LANに対応、動き検知機能を搭載したネットワークカメラサーバ「VB150」も同時に発売される。キヤノン製コミュニケーションカメラやNTSC準拠のビデオカメラを最大4台接続して映像配信を行え、ビューワからのカメラの遠隔制御に対応する。動き検知機能は、映像の中に動くものを検知すると、画像の蓄積を開始したり携帯電話にメールで通知させるなどの設定が行え、モニタリングの自動化が可能になる。

• 価格

製品	価格
Pocket PCビューワ「RV-P1.0」	6000円/1ライセンス、2万4000円/5ライセンス
携帯電話用ビューワ「RV-C1.0」	7万円/1カメラサーバ
ネットワークカメラサーバ「VB150」	オープンプライス（予想価格24万8000円）

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