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2003年7月23日　01:18 PM 更新

Handspring、赤字縮小も大幅減収

　米Handspringは7月22日、同社第4四半期（4〜6月期）決算を発表した。売上高は1450万ドル、純損失は1300万ドル（1株当たり9セント）。前年同期から70％の減収、200万ドル強の赤字幅縮小となっている。

　第4四半期の売上高の内訳は、コミュニケーターの売り上げが1030万ドル、PDAおよび周辺機器の売り上げが420万ドルとなっている。無形資産の評価損など150万ドルを除外した純損失は1150万ドル（1株当たり8セント）。

　同社2003年度の売上総額は1億4730万ドルで、2002年度の2億4070万ドルから減少。損失は1億3110万ドル（1株当たり91セント）となり、2002年度の9160万ドル（同71セント）から拡大している。

　同社のドナ・ドゥビンスキーCEOは「当社第4四半期は、Palmとの合併、およびTreo 600の導入という戦略的に重要な二つの発表が行われ、Handspringにとって重要な転機となる四半期だった。PDAにおけるPalmの主導的な立場がHandspringのTreoシリーズと統合されることにより、当社はモバイルコンピューティングと通信を今後主導していく上で好位置に付けていると考える」との談話を発表している。

関連リンク
Handspringの決算発表

[ITmedia]

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