Mobile:NEWS 2003年7月25日 03:03 PM 更新

Mobile&Movie 第72回
踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!「所轄の仕事なんてどうだっていいでしょう!」

映画の中の名脇役として登場する“モバイル製品”を紹介する「Mobile&Movie」。今回は、あの青島刑事が凶悪犯罪に立ち向かう「踊る大捜査線 THE MOVIE2」。青島刑事のお供は東芝の携帯電話です。

作品名踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
監督本広克行
制作年・製作国2003年日本作品


 大ヒット作「踊る大捜査線 THE MOVIE」から5年の歳月を経て、青島刑事を始めとするお馴染みのメンバーがスクリーンに帰ってきました。今回もドラマシリーズからあった警察内部の本店=警視庁と支店=所轄・湾岸署の対立と、複雑・凶悪化した犯罪が描かれています。

 観光名所となったお台場は連日観光客でごった返し、湾岸署は道案内や、迷子の預かり、交通渋滞整理などの地味な業務に追われていました。強行犯係の青島としては少し物足りないものの、すみれの所属する盗犯係などに協力する日常を送っていました。青島との出会いがあって警察官となった雪乃も、今では刑事課強行犯係巡査部長に昇進していました。

 そんなある日、レインボーブリッジ近くで殺人事件が発生します。その猟奇的な手口に、署内に特別捜査本部が置かれることになり、警視庁の幹部たちが乗り込んできます。湾岸署員は、捜査本部の設置に大慌て。会議室に机と椅子、PCを配置し、布団の準備、お弁当まで手配します。

 本店からやって来た捜査本部長は、女性管理官の沖田仁美。女性初の管理官が担当する事件として、上層部からの期待とマスコミの注目が集まります。室井慎次は、沖田の補佐役に指名され部下として働くことに。キャリア、ノンキャリア一体の捜査を実現したいという青島と志を同じくする室井。しかし、沖田はキャリア優先の捜査方針を、室井に命じます。

 やがて、青島たちの必死の捜査をあざ笑うがごとく、第2の殺人事件が起きてしまいます。第一発見者の重要な証言が得られたものの、依然犯人の正体はわからないまま。青島とすみれは、第一発見者の身を守るために訪れたある場所で、怪しい人物を目撃してしまいます。

 携帯電話を取り出し、室井へと電話する青島。

「青島です。俺とすみれさんが追っている被疑者がいます」

 室井の指示は

「動くな」

 室井は上司である沖田に許可を求めます。

「沖田くん、青島たちが別件の被疑者を発見した」

「所轄の仕事なんてどうだっていいでしょう!」

 冷たく言い放った沖田の言葉に、キャリアとノンキャリア、現場と本庁の越えられない壁を室井は感じるのでした。同じように青島もやるせない思いで電話を切ります。

 青島とすみれは、自分の仕事に疑問を持ちつつも、殺人事件の捜査を続けます。そこへ本庁に栄転した真下も特命を受け、湾岸署にやって来ます。2つの殺人事件に共通項はあるのか、犯人の目的は何なのか、本店と支店の対立が深まる中、事件は解決できるのでしょうか?!

 登場する携帯電話やPCは、この作品に協賛している東芝製品が占めています。湾岸署のスリーアミーゴスが、ノートPC「dynabook C8」、携帯電話「J-T010」などのテレビCMに出演しています。もちろん、映画の中でも携帯電話を持っているシーンが頻繁に出てくるのでお見逃しなく。

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▼ 東芝「踊る大捜査線」サイト

[本田亜友子, ITmedia]

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