19.9ミリ〜最薄の座を維持した「P505i」505iシリーズの最後となる、6機種目「P505i」が登場する。高機能化に伴い、厚く、重い機種が多い中、2センチを切る薄さを実現した。
ドコモの505iシリーズラストを飾る「P505i」が8月8日に全国一斉発売される(8月6日の記事参照)。最も大きなポイントは、19.9ミリという505iシリーズ最薄のボディになるだろう。
重さこそ「F505i」にかなわなかったが、厚みは2センチを切る19.9ミリ。凹凸のない滑らかなボディを持つ。 また505iシリーズで唯一、鮮やかな赤「ルミナスレッド」のボディカラーを用意した。従来、女性の比率が低かったことから、この色を採用したという。
ルミナスレッドは505iシリーズ唯一の赤
「F505i」(左)と並べてみた。P505iの薄さがよく分かる
「P504i」から継承したワンプッシュオープンボタンは、さらに便利に改良された。着信時にはボタンが青く光り、さらにボタンを押して開くことで電話を取ることができる。ボタン一つで電話を取れるわけだ。ただし、本体を閉じることでは通話を終了できない。 液晶を開く角度は格段に自由度が増した。これまでフルオープンか45度程度の2段階でしか固定できなかったが、P505iでは(角度に制限はあるものの)自由な位置で固定できる。見やすい角度に固定することでiモード時などが閲覧しやすくなった。
開く角度は自由度が増した
電話着信時にはワンプッシュオープンボタンが青く光る
受信したメールは、本体を開かなくても閲覧できる。背面ディスプレイには1.1型、6万5546色表示のTFT液晶を搭載し、新着メールが来た場合、側面のメールボタンを押すことで確認できる。長いメールでもスクロールさせて閲覧できる。
カメラは1/6型31万画素のCCDカメラを2個備える。メガピクセルではないものの、VGA(640×480ピクセル)サイズの撮影が可能だ。外側には暗所での撮影を補助するライトも備える。 最大10倍(iショット(S)の場合)のズームは25段階。リニアに近い操作性だ。閉じたまま側面のカメラボタンを長押しすることでカメラを立ち上げることもできる。カメラ起動はかなり高速だ
本体では128×96ピクセルのASF動画を、最大10秒撮影できる。それだけでなく、パナソニック製のAV機器で撮影した動画を再生できる。 現在確認が取れているのは、同社のDVDレコーダDIGAの「DMR-E100H」。エコノミーモードで撮ったASFファイルを、1時間程度再生できるという。 なお、miniSDカードは64Mバイトまでの利用が保証され、パナソニック製に限らず、東芝製やSanDisk製のものも保証されるという。 全体の動作は液晶の高精細化にもかかわらず機敏。「P504iS」の課題とされていた、画像のサムネイル表示にも対応し、文字入力時には予測変換候補が画面下部に表示されるようになった。また「P251iS」から採用されている新方式の入力方式「ニコタッチ」にも対応している。
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