Mobile:NEWS 2003年9月11日 02:47 PM 更新

iアプリで道順案内〜iMapFanにルート検索機能

iモード向け地図サイト「iMapFan」のiアプリに、ルート検索機能が搭載された。行き先までの道順を、地図や交差点ごとの道順情報で確認できる。

 9月11日からiモード向け地図サイト「iMapFan」のiアプリ版に、目的地までのルートを検索する機能が搭載された。2点間のルート確認のほか、表示した地図画面からのルート検索も行える。

ルートは地図とテキストで案内

 iアプリ版に追加されたのは、1)出発地と目的地の2点間のルート検索 2) 検索結果の地図と目的地の間のルート検索 3)最後に検索したルートの呼び出し の3機能。

 ルート検索は、出発地と目的地を指定して検索実行ボタンを押すと総距離や有料道路使用時の金額が表示される。検索結果の詳細は「地図」と「情報」のいずれかで確認が可能だ。

 地図では行き先までの道順が緑色の太線で表示され、地図をスクロールしながら目的地までの道順を閲覧できる。情報は、目的地までの道順を交差点や目印ごとに区切って案内するテキストベースの道順案内。交差点間の距離が表示され、押せば各交差点の地図を表示できるボタンが付いている。


iMapFanアプリ版のルート検索機能。出発地や目的地の入力は、駅名、住所、郵便番号、電話番号から行える

 検索手順を簡略化するために用意されたのが「簡単ルート検索」。そもそもiMapFanの主な用途は地図の検索なので、検索した場所から目的地までの道順や、検索した場所までの道順を簡単に検索できるようにしたものだ。この場合、目的地か出発地の1点だけを入力すればいいので手間を軽減できるという。

 検索結果を見ている際に電話がかかってくるなどして画面が閉じてしまったときのために、最後に検索したルートをボタンひとつで呼び出せる「ルートの簡単確認」ボタンも装備された。


左が地図、中が情報を表示させたところ。各交差点の横についている「+」を押すと、その交差点付近の地図を表示させられる。検索して得られるルートは1件で、渋滞情報や到着時間の表示には対応していない

道順は車を意識したもの

 今回iMapFanに搭載されたルート検索機能は、車のルートデータをベースにしたもの。乗り換え案内情報は加味されないので、電車で行ったほうが速い場合でも道路を通った道順が案内されることになる。

 また駅の構内や階段といった徒歩情報についても、一部最適化されたデータが入っているが、基本的には車のデータがベースになったものだという。

 用途として想定できるのは、車の助手席で道案内をする場合や自転車利用時、電車を使わず徒歩で目的地に向かいたい場合などだろう。

 インクリメントPでは、徒歩に特化した機能や渋滞情報の提供などについては、今回搭載された機能がどのようにユーザーに受け入れられるかを見ながら搭載を検討するとしている。

関連リンク
▼ インクリメントP

[後藤祥子, ITmedia]

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