マイタック、Pocket PCで日本参入〜2モデルを参考出展マイタックジャパンが10月に2モデルのPocket PCを発売する。無線LANやBluetoothを内蔵した企業向けモデルとカメラ内蔵のコンシューマーモデルがラインアップされる。
WPC EXPO 2003のマイクロソフトブースに台湾メーカーMitacのPocket PC、2モデルが参考出展された。海外では既に発売されたもので、10月には日本支社のマイタックジャパンが日本で発売するという。 いずれもPocket PC 2003搭載デバイス。企業向けモデルの「Mio558」にはIEEE 802.11bの無線LANとBluetoothが内蔵され、SDおよびCFカードスロットを備える。 コンシューマー向けのMio339は、SDカードスロットを搭載、30万画素相当のCMOSカメラが内蔵される。
CPUは、Mio339がXScale PXA255/400MHz、Mio558が、XScale PXA263/400MHz(3月25日の記事参照)。いずれもSDカードスロットはSD/IO対応で、セイコーインスツルメンツ製のSDカード型PHS端末を使った通信が行える。 販売ルートや価格については今のところ未定だという。 関連記事 Intel、XScale新製品発表 「XScale PXA263」と「PXA260」をサンプル出荷開始すると共に「PXA255」を正式発表。さらに情報筋によると、Intelは「Bulverde」と呼ばれるPDA用に高速化を図った次世代XScaleプロセッサにも取り組んでいる Pocket PC 2003は“買い”か? Pocket PC 2003(Windows Mobile 2003)には大きな進化こそないものの、接続性はかなり向上している。ワイヤレスネットワークを利用したいという人には、「買い」と言ってもいいだろう。 Pocket PC 2003、Wi-FiとBluetoothサポート MicrosoftはPDA向けOSの市場で勢力を伸ばしており、Palmに次いでシェアは2位となっている。Pocket PC 2003の次期バージョン「Magneto」は電話機能の向上が図られ、家電のような幅広いデバイスに搭載できるOSになる見通し。 特集:WPC EXPO 2003 関連リンク マイタックジャパン [後藤祥子, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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