Mobile:NEWS 2003年9月22日 07:48 PM 更新

盗まれると出てくることはまずない〜SIM方式の問題点


 GSM方式携帯電話の最大の特徴は、SIMカードを採用していること。このSIMカードによって通信事業者と端末メーカーははっきり分離されている。ユーザーは新端末を購入し、自分の使っているSIMカードを新端末に挿入するだけで機種変更ができてしまう。それまで使っていた端末は、難しい手続きをする必要なく他の人に譲渡したり、中古端末としてショップに買い上げてもらえるわけだ。

 ただし、SIMカードの採用による問題点もあると港中文大学大学院でニューメディアの研究をしている李樹彦(Louis Lee Shu Yin)氏。

 「最近香港では、携帯電話の盗難被害も多くなっている。多機能な新モデルが次々と投入されているが、これらのモデルは高価なのでなかなか入手が難しい。盗品でもSIMカードを差し替えるだけで自分の端末として利用できてしまうため、実際に高価なモデルの盗難事件も多数発生している。また携帯電話を紛失した場合でも、その端末が発見される場合は極めて稀。私の周りでも盗難被害にあったり、ニューモデルを紛失してしまって泣き寝入りしたケースは多い」

[木暮祐一, ITmedia]

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