東芝、小型機器向け燃料電池を開発〜CEATECに出展東芝は、携帯電話やPDAなどとつないで使える、手のひらサイズの燃料電池を開発した。1Wの出力が可能で重さ130グラム。10月7日から開催されるCEATECに参考出展される。
東芝は、携帯電話やPDAなどの小型モバイル機器とつないで利用する、手のひらサイズの燃料電池を開発した。重さは130グラム、1Wの出力が可能だ。 発電時に生成された水で高濃度メタノールを希釈する「希釈循環システム」により少ない燃料で長時間の発電を可能にした。高濃度メタノール25cc供給した場合で約20時間発電できるという。 送液、送気系統の改良とポンプの小型化により、燃料電池システム自体の小型化が図られている。 2005年の製品化を目指し、さらなる小型化と2W程度の出力を実現させたい考え。 開発中の製品は、10月7日−11日にかけて幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN」に参考出展される。 関連記事 「燃料電池」実用化に不可欠なメタノールの高効率利用――“希釈する”東芝と“透過させない”日立 燃料電池で高いエネルギー密度を実現するためには、高濃度のメタノールは不可欠。だが、濃度が高いメタノールは電解質膜を素通りしてしまう。燃料電池の実用化に欠かせないメタノールの高効率利用について、東芝と日立製作所の開発者が語った 燃料電池【ねんりょうでんち】 自動車向けとしてより、ノートPCや携帯電話向けの“夢の電池”として開発が急速に進む燃料電池。今回は燃料電池の現状について解説する 燃料電池、「まずはノートPCに」の“なぜ?” 次世代のモバイル機器向け電源として期待の小型燃料電池(マイクロFC)。国内の大手電機メーカー各社は、“まずはノートPCから”燃料電池搭載を予定している。だが、ノートPCが果たして燃料電池の最適アプリケーションなのだろうか 関連リンク ニュースリリース [ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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