アクセスポイント【あくせすぽいんと】アクセスポイント(Access Point)は、直訳すると「接続点」を表す英語で、コンピュータの世界では二つの意味で使われている。一つは、無線LANにおいて中継基地局となる装置のことだ。 無線LANアダプタを搭載したPC同士が直接通信を行う、いわゆる無線のピアトゥピア方式をアドホック(AdHoc)と呼んでいる。一方、無線LAMアダプタを搭載した基地局(アクセスポイント)を中継して、同じく無線LANアダプタを搭載したコンピュータ同士が通信する方式をインフラストラクチャ(Infrastructure)と呼ぶ。 このときアクセスポイントは、それぞれのコンピュータとの通信を行うが、それと同時に有線系ネットワークへの中継点の役目も果たす。つまり、無線LANで接続されたコンピュータは、アクセスポイントで有線LANに置き換わり、そこからルータなどを経由してADSLやCATVなどの通信回線を使ってインターネットに接続される。 アクセスポイントは、基本的にルータやADSLモデムの機能を含んでいない。バッファローのAirStationにいくつもの品揃えがあるのは、こうした機能の組み合わせによるものだ。ちなみに、アクセスポイントは屋内ばかりでなく、防水・防塵対策がされた上で、屋外に設置されることもある。
もう一つのアクセスポイントは、ISPが提供するダイヤルアップ接続の接続先。具体的にモデムやTAが置かれた所在地や、その電話番号を意味する。かつて、アクセスポイントといえばほぼこちらの意味で使われていたが、近年は無線LANの中継基地局を指すことが多くなっている。 関連記事 初の「802.11g準拠製品」認定 [江戸川, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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