Mobile:NEWS 2003年11月10日 00:28 AM 更新

「伸びるラベル」でオリジナルケータイはいかが?

いつも持ち歩く自分のケータイにオリジナリティがほしいと思うのはごもっとも。ペインティングサービスや、端末に直接絵を描けるペンなども登場しているが、今回は「ケータイにラベルを貼る」方法を試してみた。

 最近では個性的な色のケータイも増えてきたが、少し前のものはどうにも無難な色が多い。普段持ち歩くものだけに、ケータイも「ワタシ色」に染め上げたい──。そんな野望のもとチャレンジしてみたのは、エーワンの「ピッタリ貼れる のびるラベル 白フィルムタイプ」(9月18日の記事参照)。その名の通り「伸びる」のが特徴だ。シールタイプのラベルを伸ばしながら貼ることで、携帯やマウスなど、曲面の多いものにもシワがよらずにキレイに貼り付けられる。


貼り付けるのが携帯電話と小型だったので、はがきサイズ四枚入りを用意。A4サイズ三枚入りというのもある

 まずは携帯に貼りたい画像を用意、ラベル面にプリントする。はがきサイズは縦148.5×横100ミリなので、携帯の裏面の縦サイズを確認してからプリントするといい。縦/横方向が決まっている図柄にも注意。

今回は美しい壁紙が無料でダウンロードできるこちらのサイトを利用しました

 印刷が終わったら、携帯にちょうどいい大きさに切り抜き、空気が入らないように貼っていく。もし角面にシワが入ってしまったらその部分を一度はがして、ラベルを伸ばしながら貼ればうまくいくようだ。


携帯は、はがきサイズのラベル1枚分で表/裏面を覆える。しかし端末によってはラベルの横サイズである100ミリを超えていることもあるので気を付けよう。もちろん、サイド部分に必要な長さも考えてカットする

 貼り終わったら、サブ画面やカメラのレンズ、サイドではボタン部分をカッターで切り抜く。丸いレンズ部分は焦らずゆっくりと。カッターを握る手に力を込めすぎると本体を傷つけてしまうので、一度で切り抜こうとせず、何度か繰り返して完成させるよう心がければうまくいく。  
露出したいところはカッターで切り抜く。端末を傷つけないよう、慎重な作業が必要になる(左)。オリジナル携帯電話のできあがり(右)。空気やシワが入ってもやり直しやすいのがいい。ただ、やはり急カーブになっている部分(携帯の天辺近くなど)はどうしてもシワになってしまうので、カッターで切り込みを入れて対処した

「聞く」と「やる」とは大違い。む、難しい……

 ……と、文章にしてしまえばアッサリしたものだが、完成までの道のりは険しく、トライ&エラーの繰り返しだった。

 まずは、携帯電話選びの失敗。SH251iに貼ってみようと試みたものの、アンテナが突出している部分に貼るのが予想以上に難しく、途中で断念。アンテナ内蔵型のFOMA N2102Vに変更したものの、SH251iよりも縦のサイズが3ミリ長いタイプだったので、ラベルの幅が足りない……。仕方なく印刷し直したのだが、ラベルには限りがあるし、貼っている途中で失敗したら「ラベル、買い直しだ」と気が気ではない。

 また、カッターの刃を本体に当てる切り抜きもかなり緊張する。レンズ部分を丸く切り抜くのも大変だったが、案外難しいのはサブ画面。「凸凹に沿って切ればいいから楽勝」と思っていたが、やってみると、いともあっさりコースアウト。余計なところへ刃を入れてしまうという失敗をしがちなのだ。今回は携帯の表面だけを覆ってみたが、ダイヤルキー部分までやろうとすると、かなりの器用さと忍耐強さが必要になるだろう。

 ともあれ苦労の末、なんとかワタシ色の携帯電話ができあがった。さっそくそれを持って電車に乗ったところ、水色の携帯は珍しいようで、若い女性たちの「あの人が手に持っているのは何?」というアツい視線を浴びていた(と思う)。

 シールははがしても跡が残らず、元に戻すのは簡単。お試し感覚で好きな模様にできるのはちょっとうれしい。手先の器用さに自信のある方は、ぜひお試しあれ。



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[野田幾子, ITmedia]

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