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2003年11月10日　06:46 PM 更新

沖電気、携帯やICカードをチケットとして利用できる入場ゲート

　沖電気工業は、携帯電話や非接触ICカードを利用した電子チケットに対応する「デジタル入場改札システム」を開発したと発表した。

　ぴあ、NTTコミュニケーションズ、ぴあデジタルライフラインの3社が共同で開発した電子チケットサービスに対応する入場改札ゲート。モニタ、タッチパネル式のPC機能を兼ね備えたゲートシステムの中枢となるVTI（Visual Touch terminal for Internet）と、イベント内容や座席番号などを印字できるジャーナルプリンタ、携帯電話の赤外線受光部と非接触ICカードリーダー/ライターから構成する。

　あらかじめ電子チケットをダウンロードしておいた携帯電話やICカードを、ゲート機に近づけてデータ送信するだけで、映画館や劇場、イベント会場などへ入場できる。

　10月22日より、ぴあの電子チケットサービス向けとして、渋谷、新宿、池袋などの映画館や各種イベント会場、競技場などに約50台が設置され、サービスを開始している。

　今後沖電気では、空港での搭乗手続きや宿泊施設のチェックイン、交通機関などのデジタル入場改札システム向けにアプリケーションを開発し、積極的に販売活動を展開する予定。

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