Mobile:NEWS 2003年11月10日 07:41 PM 更新

用途に合わせて自由自在に変化〜Flexスタイルの「P505iS」

2軸回転機構の「Flexスタイル」を採用、使い方に合わせてさまざまな形に変化するユニークなデザインが特徴の「P505iS」。オートフォーカスカメラ搭載機の市場投入は世界初。高速スクロールのロールナビボタンも新たに搭載された。

 折りたたみ形の使い勝手を残しながら、回転のメリットも取り入れる──。パナソニック モバイルコミュニケーションズの「P505iS」(11月10日の記事参照)は、ユニークな二軸構造の「Flexスタイル」を採用してそれを実現させた端末。さまざまな利用シーンに合わせて自由自在に変化するのが特徴だ。


世界初のオートフォーカスカメラ内蔵携帯電話として市場投入されるP505iS。写真は「持ち歩きスタイル」時


ボディカラーはベルベティレッド、ベルベティブルー、チタニウムシルバー。オートフォーカスカメラはQRコード読み取りに対応、電話番号やURLなど英字や数字、記号を読み取ってテキスト情報に変換する「テキストリーダ」機能も備える


持ち歩きスタイルから普通の折りたたみ形のように上に開いたところ。これが「通話スタイル」


開いた状態から液晶部分を回転させて倒すと、あら不思議、「デジタルカメラスタイル」に。もちろんこのスタイルで持ち歩くことも前提に設計されている。持ち歩きスタイルからデジタルカメラスタイルにすると、カメラが自動的に起動してすぐ撮影できる


操作ボタンは持ち歩きスタイル時の右側面に3つ用意される。カメラ起動ボタンとメモ/キャンセルボタン、両脇への傾けと押し込みに対応するズームボタンだ。端末の左側面にはminiSDカードスロット、ヒンジ部中央にストラップホールがある

 P505iSは「持ち歩き」「デジタルカメラ」「通話」などさまざまなスタイルで使うことになるが、いずれの状態でも通話が可能。持ち歩きスタイル時はあらかじめ設定しておけばズームボタンの押し込みで閉じたまま通話できる。デジタルカメラスタイル時は、液晶脇を強く指で押すと液晶がスライドして通話スタイルになり、発話ボタンを押す必要なく通話を行える。


表に液晶が出ているデジタルカメラスタイル時に着信があった場合、液晶脇を親指で勢いをつけて強く押すと液晶部がはね上がって通話スタイルになる。そのまま発話ボタンを押さずに通話を行えるのは便利だ(押す部分には滑り止めのような小さな突起が3つある)。なおこれはワンプッシュオープンのような機構ではなく、勢いではね上げるものだ

オートフォーカスカメラ内蔵端末として世界で最初にデビュー

 オートフォーカスの123万画素CCDを搭載、カメラボタンの半押しで画面中央にピントを合わせられる仕組み。ピントが合うと画面上の[AF]アイコンが緑に変わり、そこでシャッターを切ればいい。使い勝手はオートフォーカスのデジタルカメラと似た感覚だ。


フォーカスの設定は「オート」「接写」「遠景」から選べる(左)。接写は5センチの接写が可能だ。撮影可能な最大サイズは960×1280ピクセル(左中)。カメラ起動時の撮影画面。シャッターボタンを半押ししてピントが合うと右上のほうにある[AF]マークが緑に変わる(右中)。静止画はサムネイル表示が可能だが、「ムービーはサムネイル表示には対応していない」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ広報)。

 自分撮りの際に、生きてくるのがFlexスタイル。カメラと同じ方向に液晶ディスプレイを持ってこられるため、2.4インチの大きなメインディスプレイを見ながら自分撮りができるのだ。

 なおP505iSは、最大約15秒、フレームレート5fpsの動画撮影にも対応。SD_VIDEO規格準拠のASFファイルで圧縮方式はMPEG-4。PC側で閲覧するためのソフトウェア「SD−MovieStage Ver2.1」が近日中にも提供される予定だ(有料ソフト)。


これがP505iSの自分撮り。自分撮り撮影時にはメインディスプレイに逆に表示されるが、[#]キーで反転表示させられる


左がデジタルカメラスタイル撮影時。推奨はされていないが、液晶部分をFOMAの「P2102V」のように回転させた状態でも撮影が可能だ


撮影補助用ライトは光を拡散させないような仕組みになり、被写体をきれいに写せるという

高速スクロールを可能にする「ロールナビボタン」

 Webやメール、メニュー画面の高速スクロールを可能にする「ロールナビボタン」も新しい機能だ。基板の下に押圧センサが搭載され、方向キーにある銀色の輪の部分を軽く押しながら指をすべらせることで、画面の高速スクロールを行える。方向キーの外周の黒い部分は従来どおりの方向キーとして動作するため、使い分けもできる。

 「携帯電話の機能が増えてメニューが多くなる中、快適に目的の機能にたどり着くにはどうしたらいいかを考えた結果生まれた機能」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)。


新採用のロールナビボタン。中央が[決定]キー、それを取り巻く銀色の部分が押圧センサで動作するロールナビ。外周の黒い部分は通常の方向キーだ

録画した番組をP505iSで見る、P505iSで撮った静止画をテレビで見る

 P505iSは、家電と連携できるのも特徴の1つ。miniSDカードに保存した静止画は、松下電器産業のSDカードスロット搭載液晶テレビ「タウ」で閲覧でき、DVDビデオレコーダ「Diga」でSDカードに録画したテレビ番組をP505iSで再生できる。


テレビ録画されたのテレビCMをP505iSで再生

 口述/会議用から選べるボイスレコーダ機能も装備され、付属の16MバイトminiSDカードに約55分間録音可能。PCでの再生・編集は、音声ファイル管理ソフト「Voice Studio」(2800円)で行える。ソフトは「パナセンス」の「マイレッツ倶楽部」から購入できる。


ユーザーが操作に迷ったときに、使い方をガイドする「使い方ナビ」機能も搭載された。「携帯電話の機能が増え続ける中、なるべく多くの機能を使ってもらおうと搭載した」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ広報)


日本語入力機能も向上している。ひらがな入力後に方向キーの上を押していくと、半角カタカナ、全角カタカナ、入力したキーに対応した数字──と変換候補が出てくる



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▼ ニュースリリース

[後藤祥子, ITmedia]

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