撤退続くアステルグループPHS〜北陸も電波を停止した九州地区、事業終了を予告した北海道地区に続き、北陸地区でもアステルグループのPHS事業が間もなく終了する。
アステルグループのPHSがまたひとつ、サービス終了を決めた。北陸地区でサービスを提供していた北陸通信ネットワークは11月30日をもって新規申し込みを終了。近く、PHSサービス自体も終了する。 このところアステルグループでは、PHS事業からの撤退が続いている。九州地区の九州通信ネットワークは10月31日に事業廃止を発表。11月19日に電波を停止した。 北海道地区の北海道総合通信網も8月30日に新規申し込みを終了。近くPHS事業を終了する予定だ。
事業廃止に伴う停波により、音声通話のローミングが打撃を受ける。「北陸地区ではローミングできなくなるのは残念なことだが、(当社)エリア内でのサービス品質向上に努める」と東京地区の鷹山。今後、九州、北海道でも事業が終了するに伴い、ローミングは行えなくなる。 アステルグループは「アステル会」という会合で方向性などを協議しているが、グループとしての方向性は明らかになっていない。
関連記事 九州通信ネットワーク、アステルPHSの新規受付を終了 九州通信ネットワークは11月20日、アステルPHS電話の新規申込受付を終了すると発表した。 北海道総合通信網、アステルPHS事業から撤退へ 北海道総合通信網は、PHS事業から撤退する意向であることを明らかにした。8月30日で新規申し込み受付を終了する。 関連リンク 北陸通信ネットワーク [斎藤健二, ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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