ドコモとNEC、FOMAと無線LANのデュアル端末を開発ドコモはFOMAとIEEE802.11bの無線LANを1台で使えるデュアル端末を開発、試作機の仕様を公開した。NECとの共同開発で、2004年春以降の製品化を目指す。
NTTドコモはNECと共同で、FOMAと802.11bの無線LANを1台で使えるデュアル端末を開発、試作機の仕様を公開した。法人ユーザーをターゲットに、2004年春以降の製品化を目指す。 デュアル端末は折りたたみ型で、重さは約123グラム。今回の試作機では「FOMAとしての利用は音声通話のみ可能」(ドコモ)で、無線LANエリアではVoIPを使った内線通話やイントラネットへのアクセスが行える。 無線LANエリア向けには「FOMAとは異なる内線番号のような専用番号を用意する予定」だといい、1つの端末で2つの番号を持つことになるもよう。端末にはFOMAモードと無線LANモード、デュアルモードが用意され、無線LANとFOMAが重なるエリア内でデュアルモードにしておけば、どちらの電話番号にかかってきた場合でも電話を取ることができるという。 試作機にはiモード用のWebブラウザではなく、「インターネットのWeb閲覧が可能なブラウザが搭載されている」(ドコモ)が、製品化に当たっては、FOMAのiモード機能も付加したいとしている。 ドコモは試作機を、FOMAと企業内無線LANを使ったサービスの提供に向けた開発や機能の検証に役立てたい考え。
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