シルバニアファミリー、20周年で記念事業~携帯サイトもオープン
1985年の発売以来、トータルで7000万体を販売するなど、女児向け玩具として人気「シルバニアファミリー」。発売20周年となる2004年はテーマパークの開設やミュージカル公演などの記念事業を展開、ケータイサイトも新たにオープンする。
1985年の発売以来、トータルで7000万体を販売するなど、女児向け玩具としてロングランヒットを続ける「シルバニアファミリー」。発売20周年となる2004年、エポック社を中心とする5社で記念事業を展開する計画だ。
動物のファミリーと彼らの住む家、家具などがラインアップされる「シルバニアファミリー」。動物たちは全て家族構成で、名前は子供たちが自分でつけられるよう、特に設定されていない。精密なつくりの家や家具と合わせて人形遊びを楽しめる
写真は新たに発売される「あかりの灯る大きなお家」。部屋の電気をつけたり消したりできるドールハウスだ。こぐま座が出演するミュージカル「パーティーイブはおおさわぎ!」で来場者に配られるペンダントは、ペンダントトップがこの家の3つめのランプとして使えるそうだ
テーマパークやミュージカル公演も
記念事業は1)テーマパーク「シルバニアビレッジ」のグランドオープン 2)20周年記念書籍の出版 3)ミュージカル上演 4)ケータイサイトオープン 5)新製品や復刻版の販売 など。シルバニアファミリーの世界を子供部屋から等身大のリアルワールド、バーチャルワールドへと拡張したい考えだ。
シルバニアファミリーを販売するエポック社の前田道弘社長は、ロングセラーの秘訣を「自然・家族・愛」という基本テーマを最大の価値観に位置づけていることだと話す。「子供たちでストーリーを作って遊べるので、創造力と想像力という生きていくうえでの根幹を自然に学ぶことができる」。
20周年記念事業をきっかけに多面的展開を図り、Webなどの仮想世界、テーマパークやミュージカルなどの原寸大の世界を有機的に結合させ「もっと愛されるシルバニアファミリー世界の構築にまい進する」という。
テーマパーク「シルバニアビレッジ」は、7月下旬にグランドオープン予定。富士山南麓の「フジヤマリゾート」にある遊園地「Grinpa」内で展開される。季節の花が咲き乱れる中、子供たちと同じ背丈の“わたうさぎ”“アイボリーウサギ”“クマ”などがお出迎え。人気アイテムと同じ形の家やオリジナルグッズ販売コーナー、レストラン、カフェなどが併設される
3キャリア対応の携帯サイトも
今や情報発信ツールとして欠かせない存在となった携帯電話サイトもオープン。サイトには、実写やイラストの待ち受け画像や着信メロディ、グリーティングメール、ショッピングコーナーが用意されるほか、20周年記念プロジェクトとの連動企画などの新着情報が随時配信される。
「今月末には発売される(新しいFOMA)「900iシリーズ」(特集記事参照)にも対応する。技術を生かしてサイバーとリアルを融合させ、(シルバニアファミリーの世界を)発展させたい」(オムロンエンタテインメントの田坂吉朗社長)。
iモード向けサイトは1月13日に、ボーダフォンライブ!向けは1月14日、EZweb向けは1月15日にオープンし、月額利用料は280円。アクセス方法は以下の通り。
- iモード
「メニューリスト」-「待受画面」-「キャラクター」-「シルバニアファミリー」
- ボーダフォンライブ
「メニューリスト」-「壁紙・待受」-「キャラクター」-「シルバニアファミリー」
- EZweb
「カテゴリで探す」-「画像・キャラクター」-「総合」-「シルバニアファミリー」
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2004年2月には、FOMAの新シリーズ「900i」が登場する。カメラや端末の重さ、待受時間などさまざまな面で、ムーバと同等の仕様とし、コンテンツなどのサービス面では505iを上回る。
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