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携帯ウイルス、富士通端末には感染せず──Symbian

英Symbianは、Symbian OSに感染する新種ウイルス「Cabir」について、同OSを採用している富士通製FOMA端末には感染しないと発表した。

 英Symbianは6月17日、Symbian OSに感染する新種ウイルス「Cabir」について、同OSを採用している富士通製FOMA端末には感染しないと発表した。

 Cabirはセキュリティホールを確認するためのコンセプトウイルスと見られ、一般への感染は現時点では確認されていない。同社によると、感染する可能性がある携帯電話端末はNokia Series 60搭載機種のみ。日本市場向けの富士通のFOMA端末とUIQ端末(ペンコントロール方式)には感染しないとしている。

 Cabirには自動インストール機能はなく、ユーザーの許可がなければインストールされない。「感染が一般に広がる危険性は極めて低いと考えられる」(Symbian)。

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