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富士通、フルキーボード搭載コンセプトモデル:CEATEC JAPAN 2004
昨今のコンセプトモデルのポイントは、テレビ視聴に適した横長画面を、どうやったらキーとうまく組み合わせるか。富士通が、さまざまな解を用意した。
富士通ブースでは、9モデルにも上る携帯のコンセプトモデルが展示されている。
ダイヤルキーをスライドさせるとフルキーボードが表れる。フルキーボードの上に、スピーカーやゲームコントローラ、タッチパッドなど別の操作パネルを載せられるようになっている
いずれもディスプレイサイズは3.6インチ程度。フルキーボードを隠すと、かろうじて今のストレート型携帯と同程度の大きさになる
ハイスペックラインは、フルキーボードを搭載しているのが特徴。携帯とPDAの区別がなくなってきている昨今の情勢を受けている。「フルキーを付けても、あまり大きくならない」(富士通)ことを目標に、ギミックに凝った。
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左は折りたたみ型で液晶が横に回転。現在の回転2軸ヒンジのアレンジだ。中央は、ソニー・エリクソンや京セラが実現している回転型。右は、開いたときに横長の液晶となる形。普段はジョグダイヤルで操作するという
スタンダードラインは、現行FOMAあたりがターゲット。テレビ受信も想定しつつ、動画を閲覧することを前提に、画面が横向きになる形状を模索した。画面を横向きにしつつ、ダイヤルキーが使えるのがポイントだ。指紋センサーも標準装備した。
面白いのは右の端末。ラバー素材でできたネックストラップが本体に取り付けられている
エントリーラインは、ドコモのPDC「2xxシリーズ」あたりを想定。「機能は基本だけでいいが、デザインにこだわりたい」というユーザーをターゲットとする。金属の光沢や、閉じたときの一体感を大事にした。右のストラップ一体型は、首からかけることを想定している。
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