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Vodafoneでもフルブラウザ、702NK用のNetFrontを試す(1/3 ページ)

ACCESSからVodafone 702NK用のフルブラウザとして「NetFront」が提供開始された。携帯画面でも快適なフルブラウジングを可能にしている。

 ACCESSから提供開始された「NetFront for Series 60 702NK edition」は、従来から欧米地域向けに、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語対応で提供されていた「NetFront v3.2 for Series 60」のローカライズバージョン。Vodafone 702NK専用に日本語対応されたバージョンという位置づけだ。Vodafone live!のSymibian Styleで購入可能で、価格は2625円となっている(4月13日の記事参照)

 NetoFront for 702NKはHTML4.01、WML、c-HTMLに対応するフルブラウザで、PC向けサイトへのアクセスはもちろん、クッキー、SSLなどにも対応しており、ユーザー認証の必要な会員制サイトなどにもアクセス可能だ。

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 ACCESSは、FOMA向けのiモードブラウザ提供元としても知られ、従来から携帯電話やPDA向けの組み込みブラウザ、Pocket PC向けのブラウザ(単体製品)などで実績を積んでいる。NetoFront for 702NKでもこれらの実績が反映されており、208×176ピクセルという画面、10キー中心の操作系という限られたリソースの中で可能な限り快適なフルブラウズを可能にしている。※初出で702NKの画面サイズが誤っておりました。お詫びし訂正させていただきます

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 なお通信料金はPCやPDAを接続してのデータ通信と同じ扱いになり、パケットフリーなどに加入していても定額料金にはならない。またボーダフォンの場合、FOMAやWINに比較するとパケット料金割引率の大きなプランがないため、何らかの形でよりリーズナブルな通信料金で利用できるようなプランもほしい。もちろんこれは「NetFront for 702NK」だけの問題ではない。

横スクロールを不要にすることで快適ブラウジングを実現

 NetFront for 702NKの特徴は画像サイズの縮小なども併用することで、横スクロール不要でのブラウジングを可能にしていることだ。

 画面の表示モードはいくつか準備されているが、CSSなどで複数列で構成されたWebサイトも縦一列に整列される「Smart-Fit Rendering」を利用した表示モードでは、上下キーだけでサイト全体を閲覧できる。また上下キーを押しっぱなしにするとページ単位での高速スクロールになるが、スクロールを「速い」に設定しておくとこれがなかなか快適で、ストレスを感じない。

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4つの画面モードではこのように表示が変化する。日常的には「Small-Image」が便利そうだ

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