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「W31S」急落――ドコモは“N”が“P”を抜き去る携帯販売ランキング(5月2日~5月9日)

auのランキングに変化があった。初登場以来3週連続でトップだった「W31S」が、首位の座から滑り落ちている。ドコモは“N”端末が上昇した。

 先週、新たに発売された端末はなし。ゴールデンウィーク中のランキング推移を見ると(5月6日の記事参照)、ドコモは「P901i」が首位に立ち、auは「W31S」が初登場以来3週連続で1位を獲得していた。今週はどうか。

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 ドコモのトップが交代した。先週2位の「N901iC」(右写真)が、1位だったP901iを抜き去ってトップに。これまで3週連続で“P901iの次”というポジションに甘んじていたが、ついに首位に躍り出た。

 3位には、らくらくホンこと「F672i」が。F672iは常に安定した成績を残しているが、ここまで上位にきたのも珍しい。FOMA版らくらくホンの「F880iES」も上昇しており、先週9位から7位になった。なお、下位にこれまでランキングに姿を見せなかった「N700i」が浮上してきたのにも注目だ。

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 auランキングが大きく動いた。W31Sが今週に入って急落、5位になった。変わってトップに立ったのは、セキュリティを重視した「A5509T」(左写真)。これまでコツコツと地味に上昇してきたが、1位にまで上り詰めた。

 厚さ20ミリの「A5507SA」や、FMラジオ搭載の着せ替えケータイ「A1404S」も好調。いずれもW31Sの勢いを上回った。先週スタートダッシュで3位に入っていた「W21CAII」は、残念ながら1つ順位を落として4位となっている。

 ツーカーのランキングは、ほぼ変わらず。「ツーカーS」(右写真)が1位で、2位、3位が「TT32」「TT31」。4位と5位は入れ替わりで、以下6位~10位は先週と同じだ。

 ツーカーランキングはこのところ、「勢いをもって上がっている端末」も、「勢いを失って下がっている端末」も見当たらない。ランキングの顔ぶれは、「TT51」が登場した3月以来変わらないでいる。

 ボーダフォンのトップは、このところ週単位で変わる。今週のトップは「V603T」(左写真)。「V603SH」との激しい首位争いを続けており、先週2位から逆転に成功した。

 3位、4位は「802SH」「V602SH」のシャープ端末コンビが安定した成績を残している。その下は細かく順位が変わっているが、“先週の5位~10位”というくくりで見ると、実は今週も同じ顔ぶれになっている。

 今週、発売される端末はなし。ただし、そろそろ各キャリアとも次のモデルを発表してきた。JATEを通過している端末も数多いため、そのうち新機種の発表ラッシュ、そしてリリースラッシュが到来すると見込まれる。



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