ニュース

903SHと703SHのダブル攻勢~ボーダフォン「SH」強し携帯販売ランキング(8月8日~8月14日)

ボーダフォンランキングに、動きが見られる。3Gの新機種「903SH」と「703SH」がランクアップ、人気上位を占めるPDC端末に挑みかかっている。

 先週は、ボーダフォンの「903SH」が全国で発売になった。3Mカメラ搭載のハイエンド端末と、パッと見で「売れ筋」の製品だが販売成績はどう出るか。

AMP 非対応のコンテンツです。こちらからご覧ください。

 ドコモのランキングは、無風。上位陣に変化はなく、1位はパナソニック モバイル製「P901i」で2位がNEC製「N901iC」のままだ。以下、1位~9位まで先週と変わらない。

 少し興味深いのは、先週11位だった“FOMAらくらくホン”こと「F880iES」(右写真)が10位に上がっていること。8位にもらくらくホンシリーズの「F672i」が入っている。今週、「FOMAらくらくホンII」が発売になるが、らくらくホン旧機種の好調が続く中のリリースということになる。

advertisement

 auランキングは、先週とあまり変わらず。1位は安定した人気の「A5509T」で、2位の「W31K」もランキング上位の常連だ。一時はトップをとった新機種「W32SA」(左写真)は、4位をキープした。

 先週、7位に転落したカシオ計算機製「G'zOne TYPE-R」は今週も順位を下げ、9位になった。ここでトップ10圏内に踏みとどまれるか。なお10位には、同じくカシオ製のコンパクトな1X端末「A5512CA」が先週13位から上がってきている。

 ツーカーランキングに、わずかではあるが変化の兆しが見える。1位が「ツーカーS」(右写真)であることは代わりないが、その下が少し違う。

 以前はツーカーランキングの2位、3位は「TT31」と「TT32」が占めるものと相場が決まっていた。しかし今週は、4位から上昇した「TS41」が2位で、ジワジワ人気を上げてきた「TT51」が3位。この2機種がこの先、ツーカーSをおびやかせるか。

 ボーダフォンランキングが動いている。1位、2位が「V603SH」「V603T」であることに変わりはないが、この2機種に新機種が挑みかかっている。

 注目は、先週初登場で7位に入り、今週3位にジャンプアップした「703SH」。3G端末ながらコンパクトなデザインで、ユーザビリティも日本仕様に改善された端末だが、一定の評価を得ているようだ。

 すぐ下には、初登場で見事4位の高順位につけた903SH(左写真)がいる。前述のとおり「シャープのハイエンド」であり、来週にはさらなる上位進出も期待できそうだ。

 今週は、19日付けで2機種がリリースされた。ドコモのFOMAらくらくホンIIと、ボーダフォンのPDC端末「V302SH」だ。V302SHのほうは欧州向けに発売されていたGSM端末「GX25」と似たデザインだが(3月12日の記事参照)、日本市場にも受け入れられるか。



AMP 非対応のコンテンツです。こちらからご覧ください。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.