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QWERTYキーボード入力をサポート──テジックの「T9 Mobile Suite 1.0」
テジックコミュニケーションズがモバイル機器向け文字入力インタフェース「T9 Mobile Suite 1.0」を発表。推測変換が強化され、QWERTYキーボードや手書き入力にも対応する。
文字入力システム「T9」の開発で知られるテジックコミュニケーションズは10月17日、モバイル機器向け文字入力インタフェースの統合製品「T9 Mobile Suite 1.0」を発表した(4月20日の記事参照)。
同製品は、携帯電話に備えられたダイヤルキーによる文字入力に加え、QWERTYキーボードや手書き入力など、さまざまな文字入力方法を統合した入力製品。バージョン1.0は英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語・イタリア語の5カ国語に対応し、QWERTY配列のソフトキーボードやハードウェアキーボードの入力をサポートする。
T9による文字入力機能も強化され、略語やチャットで使う言葉、メールアドレスなど、ユーザー固有の単語を自動的に補完する機能や、ユーザーがよく使う単文を予測する機能などを装備した。
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今後のロードマップについては2006年の初め頃に、高度な音声入力機能を備えた「T9 Mobile Suite 2.0」をリリースする予定だという。
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