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3G端末が90%以上を占め好調──JEITA 6月携帯出荷
電子情報技術産業協会(JEITA)が6月の移動電話国内出荷台数実績を発表した。携帯電話は3G端末が前年比138.0%を記録し、その比率が初めて90%を超えた。
電子情報技術産業協会(JEITA)が8月8日に発表した、2006年6月の移動電話国内出荷台数実績によると、携帯電話とPHSを合算した移動電話全体の出荷台数は前年同月比107.5%の461万台だった。
携帯電話の出荷台数は447万7000台で、前年同期比107.2%。2005年9月(2005年11月15日の記事参照)から10カ月連続で前年比プラスとなっている。中でも3G携帯の伸びが顕著で、前年同月比138.0%の414万4000台を出荷し、全携帯電話に占める3Gの比率は92.6%と初めて90%を上回った。JEITAでは「音楽ケータイ、ワンセグ対応機などの高機能機種が揃った夏の新モデルが好調に推移したことによる」と分析している。逆に2Gの出荷は前年同月比28.4%と大きく減り、33万3000台にとどまった。
PHSは13万3000台を出荷し好調が続く。前年同月比116.9%と、伸び率は5月から若干増え、堅調な増加ペースを維持している。
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