写真で解説する「SIMPURE L1」（1/2 ページ）

　LG電子製の“シンプル＆コンパクト”をテーマとする国際ローミング対応機が「SIMPURE L1」。SIMPUREは、海外に持っていてもそのまま通話やiモード、メール、テレビ電話などの機能が使え、機能を抑えたシンプルさにより安価で提供するのが特徴のシリーズだ。

　SIMPURE L1（正しくは「SIMPURE L¹」と1を上付きで表するが、上付きは省略。以下同）はSIMPUREシリーズの1号機で、かつNTTドコモ向けのLG電子製端末の1号機でもあった先代の「SIMPURE L」の後継機。厚さ18ミリのボディと円形パネルを施した背面液晶を備えることで、シンプルかつコンパクト、華麗なデザインをまといリニューアルした。発売は2006年内、価格は「SIMPURE Lと同等前後」（説明員）となるようだ。

　ドコモの国際ローミングサービス「WORLD WING」に対応し、W-CDMA／GSM／GPRSのネットワークが利用できる。従来機で好評となった画面内に2カ国ぶんの時刻を表示できる「デュアルクロック」「世界時計」や「単位変換ツール」を引き続き搭載し、新たに「海外用ネットワークサービスメニュー」や数字キーを押すと、ボタンの番号を日本語／英語／韓国語の3言語の音声で知らせる「音声アシスト」機能を搭載した。

　海外用ネットワークサービスメニューは、海外での利用時も留守番電話や転送電話、ローミングガイダンス設定の番号を一覧から選べる機能。加えてアドレス帳に登録してある国内向け電話番号（例：090-****-****）を、海外利用時用番号（+81-90-****-****）に自動的に変換して発信できる機能を備える。

　カメラ機能は回転式の有効130万画素CMOSカメラを搭載。外部メモリスロットは搭載しないが、本体内のメモリに最大約8000枚の写真を保存できる（128×96ピクセル／ノーマル／ファイルサイズ9Kバイトの場合）。