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最大20人で同時に通話できる──auの「Business Messenger」が定額に
KDDIは、最大20人で音声通話や文字・静止画の送受信ができる法人向けコミュニケーションサービス「Business Messenger」の本サービスを開始。7月1日から定額プランで提供する。
KDDIは、これまで試験的に提供していた同社の法人向けコミュニケーションサービス「Business Messenger」を、7月1日から本サービスとして提供開始する。対応機種は、カシオ計算機製の法人向け端末「E03CA」。
Business Messengerは、最大20人で音声通話や文字・静止画の送受信が行えるコミュニケーションサービス。プッシュ・トゥ・トークを利用しており、通信中にほかのメンバーを呼び出す「途中呼出機能」や、参加中に通信から外れた場合にボタンを1回押すだけで再度参加できる「簡単再参加機能」、連続して発言権を獲得できる「発言権保持機能」が新たに搭載された。
サーバには最大1000人までのアドレスを登録でき、企業側の管理者が部署ごとやプロジェクトごとのグループを作成できる。また、利用者側が個人単位のリストを任意に作成可能なMyグループも設定できる。
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音声通話の利用料金は、1カ月で合計400秒までの通話が月額105円。400秒を超えると1.05円/4秒の通話料がかかるが、請求の上限は2625円/月となる定額制を採用した。
テキストと静止画の送受信料は契約している料金プランのパケット料金が適用され、「ダブル定額」「ダブル定額ライト」の適用対象となる。
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