ニュース
AT&T、子どもの携帯利用を管理できるサービス導入
子どもの携帯電話の通話時間やテキストおよびインスタントメッセージの送信件数を、親が制限・管理できる。
米AT&Tは9月4日、子どもの携帯電話利用を管理できるWebベースの新サービス「AT&T Smart Limits for Wireless」を発表した。子どもの通話時間やメッセージの送受信数、Webサイトアクセスなどを親が制限・管理することができる。
新機能は、AT&Tが提供する携帯電話、一般電話、インターネットなど、すべてのサービスにおいて、親が子どもの利用状況を管理できるようにすることを目的とした「AT&T Smart Limits」の一環。
AT&T Smart Limits for Wirelessには、携帯電話の通話時間制限、テキストメッセージおよびインスタントメッセージの送信件数制限、着メロやゲームなどのダウンロード購入金額の制限、携帯電話を利用できる日や時間の管理、親が許可しない他人からの電話やメッセージの拒否、インターネットアクセス用のフィルタ設置などの機能が含まれている。
advertisement
通話時間やメッセージ件数などが親が設定した制限に近付くと、子どもに警告が送信される。制限に達したら、そのサービスの利用はできなくなる。
料金は対象となる携帯電話1台当たり月額4.99ドル。
関連記事
- 「ケータイを甘く見るな」 “最強のおもちゃ”が子どもの脅威に
携帯電話は“うちでのこづち”。無料ゲームも小遣い稼ぎも出会いも、携帯1つで何でもできる。「携帯電話が子どもの健全育成の脅威になっている」――専門家が警告する。 - AT&T、ペアレンタルコントロールの「統合情報サイト」を開設
「AT&T Smart Limits」では、携帯、テレビ、ネット、固定電話の安全な利用法を、1つのサイトで提供する。 - 保護者向け「子どもの携帯デビュー」10カ条
Virgin Mobile USAが保護者向けに、緊急連絡先の登録や番号のブロック方法の教育などを提案している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.