調査リポート

フルブラウザ対応の携帯を持っているのは約6割、使ったことがあるのは約3割

マイボイスコムが、携帯電話のフルブラウザ機能の使用状況に関する調査結果を発表。約6割が搭載機種を持っているものの、使ったことがあると答えたのは約3割にとどまった。改善を望むのは「画面表示スピード」「ページスクロールスピード」など、サクサク感につながる部分だ。

 マイボイスコムは12月10日、携帯電話のフルブラウザ機能の使用状況に関する調査結果を発表した。調査は11月1日から5日まで、リサーチコミュニティ「MyVoice」の登録メンバーを対象に行ったもので、有効回答数は1万9602件。

 回答者が現在使用している携帯電話のキャリアは、「ドコモ」が43%、「au」が28%、「ソフトバンク」が21%、「WILLCOM」が3%。フルブラウザ機能のある機種を使用している割合は59%で、そのうち実際に機能を「使用している/使用したことがある」割合は29%だった。対応機種所有者のうちの約半数に、使用経験があることになる。

 フルブラウザ機能の使用頻度は、「週に1 回」が15%、「ほとんど毎日」が14%、「週に2~3 日」が12%、「週に4~5日」が7%と並んだ。その際に閲覧する情報は、「ニュース」が36%で最多。次いで「交通案内/地図/旅行」が34%、「天気」が32%と上位を占めた。以下、「ブログ/SNS/Wiki など」が19%、「ショッピング/オークション」が18%と続いている。

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 携帯電話用のブラウザとの使い分けについては、「特に意識して使い分けていない」が44%で最も多いが、「用途によって使い分ける」という回答も29%、「シーンによって使い分ける」という回答も22%あった。

 フルブラウザでよく使用する機能は、「ブックマーク(お気に入り)」が50%でトップとなり、以下30ポイント以上の差で、17%の「履歴、画面メモ」、15%の「画像保存」が続いた。

 フルブラウザの機能や操作で改善を希望する点がある人の割合は7割。具体的な項目は、「画面表示スピード」が52%でトップとなり、以下「ページスクロールスピード」が27%、「文字サイズ切り替え」が14%、「Flash 表示の拡張」が9%、「動画サイトの利用」が8%と並んだ。

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