速報

UL Japan、日本最大級のEMC試験場を神奈川県平塚市に新設

 米国の認証機関アンダーライターズ・ラボラトリーズ・インクの日本法人UL Japanは2月5日、神奈川県平塚市に新たなEMC試験所を建設すると発表した。2008年7月に着工し、2009年春の稼動を予定している。

 近年はさまざまな電磁波が放射されており、周辺機器が相互に影響を与えあう可能性が高まっている。EMC対策はこうした悪影響を防ぎ、「電磁波により他の機器を誤作動させない」「他の機器の電磁波により誤作動しない」ことを両立させるもので、オープンサイトと呼ばれる屋外と、電波暗室の2つの測定がある。

 今回新設されるEMC試験所は、延べ床面積約 2521平方メートルとうい日本最大級の規模を予定しており、自動車や工業機械、医療機器などの大型機器に対応できる10メートル暗室2基、5メートル暗室1基、6面暗室1基、シールドルーム2基を備えるという。

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 主な試験対象分野はPC、プリンタ、無線LAN、無線LANカード、BluetoothなどのIT機器、産業用インバータ、ウエハ検査装置などの工業・科学・医療用機器、ミシン、ガス給湯器、エアコン、マッサージチェアなどの家庭用機器、デジタル/アナログTV、DVDプレーヤーなどの家庭用・業務用AV機器、PLCモデムなど。

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