ドコモの新機種、勢い緩やかに──auは依然旧機種好調、ソフトバンクは新機種待ち：携帯販売ランキング（2月11日～2月17日）（2/2 ページ）

夏、冬、春……、古い順に人気のau端末──販売は好調傾向

2008年2月第3週（au）

順位	先週順位	製品名
1	1（→）	W52SH
2	2（→）	EXILIMケータイ W53CA
3	3（→）	Woooケータイ W53H
4	4（→）	W53K
5	6（↑）	W61CA
6	7（↑）	AQUOSケータイ W61SH
7	5（↓）	W54S
8	13（↑）	W61K
9	8（↓）	W55T
10	9（↓）	W56T
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。（2008年2月第3週）

　au端末の販売ランキングは今回、上位4位まで前回と変わらなかったものの、下位の機種でかなりの入れ替えがあった。

　首位は前回と変わらず、シャープ製の「W52SH」（2007年夏モデル）が獲得。続いて2位にカシオ計算機製の「EXILIMケータイ W53CA」（2007年夏モデル）、3位に日立製作所製の「Woooケータイ W53H」（2007年冬モデル）、4位に京セラ製の「W53K」（2007年冬モデル）、5位にカシオ計算機製の「W61CA」（前回6位　2008年春モデル）が入った。

　今回、KCP＋採用の新機種「W54S」（ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製）と「W56T」（東芝製）が順位を下げたものの、前回と同様に2007年夏モデル、2007年冬モデル、2008年春モデルが2機種ずつ古い順に並んだ。これらの多くはキャリア総合ランキングでも上位に入り、au端末はなかなか好調に売れていることが分かる。

　2008年春モデルは、7日から順次発売された京セラ製の「W61K」が初めて登場し、前回の13位から8位に入った。そのほかパナソニック モバイル製の「W61P」も15日に発売されている。次回、ラインアップがそろってきた春モデルの順位がどのように変動するかに注目しておきたい。

大きな順位の変動は今回もなし──まもなく登場する“新機種待ち”か

2008年2月第3週（ソフトバンクモバイル）

順位	先週順位	製品名
1	1（→）	810P
2	2（→）	812SH
3	3（→）	920SH
4	4（→）	THE PREMIUM 821SH
5	6（↑）	814T
6	5（↓）	GENT 812SH sII
7	7（→）	fanfun. 815T
8	8（→）	THE PREMIUM 820SH
9	9（→）	911T
10	11（↑）	MIRROR 821P
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。（2008年2月第3週）

　ソフトバンクモバイルの販売ランキングは今回、目立つほど大きな変動がなかった。

　首位はパナソニック モバイル製の「810P」（2007年6月）が獲得。連続首位記録を「4」に伸ばした。

　続いて2位にシャープ製の「812SH」、3位に「920SH」、4位に「THE PREMIUM 821SH」、5位に東芝製の「814T」（前回6位）が入った。

　ソフトバンクモバイルの春モデルは、16日にパナソニック モバイル製のスリムストレート「822P」、22日にSamsung電子製の“有機ELワンセグ”「820SC」が登場した。

　そのほか、2月下旬にほぼ全部入りの“VIERAケータイ”「920P」（2月22日現在、ソフトバンクオンラインショップで予約受け付けが始まっていた。新規 新スーパーボーナス適用で実質1180円／月から）、3月上旬に“モーション＋タッチセンサー搭載フルスライド”「FULLFACE 2 921SH」、3月下旬に有機EL搭載の“REGZAケータイ”「921T」とQWERTYキー搭載の“インターネットマシン”「922SH」、4月にノキアの人気海外モデル“N95”をベースにした「X02NK」やHTC製の「X03HT」などといった注目モデルの発売も控えている。

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