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もう1人の自分がケータイに――“分身”で楽しむコミュニケーションサービス「CLON」

ケータイの中に住む分身がユーザーとのコミュニケーションで成長し、話し相手やアドバイザーになってくれる――。こんな携帯を使ったコミュニケーションサービスとして登場したのが「CLON」だ。分身となるクロンは語感分析に基づいて生成され、他のクロンとの相性診断や交流も楽しめる。

 CLON Labは4月2日、ケータイ内に自分と似たタイプの分身を生成するコンテンツサービス「CLON」の提供を開始した。アクセスは http://www.clonlab.com から行え、利用料金は無料。

 自分の呼び名と性別を入力すると、名前の音が脳に与える印象を脳機能論の立場から分析する「名前語感分析」に基づいたクロン(分身)が生成される。クロンタイプは133×36通りのパラメーターから選ばれ、クロンの色やモーションなどはタイプごとに異なるという。


会話を重ねることでクロンが進化。あらかじめ「好きな人」を登録すれば、同じパラメータタイプ(64通り)を持つ人に答えの感想を問うこともできる

 クロンの作成後に、ニックネームや生年月日、血液型などのプロフィールを登録するとクロンルームが作成され、(1)クロンと話す(2)クロン日記(3)語感相性診断(4)ひとことBBS(5)ミニメール(6)クロ友(7)あしあと の7つのサービスを利用できる。

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 1日1問のクロンからの質問に答えることで、クロンがユーザーの特性を学ぶ仕組み。クロンはRSS情報の中から注目の話題をユーザーに提供したり、日記を書いたりとコンシェルジェ的な役割を果たすほか、相性診断(異性・同性)や人間力判断のベースにもなる。また、クロンを通じて仲良くなった相手とはミニメールを通じたコミュニケーションが可能だ。


人間力診断や相性診断のコーナーも用意

 CLON Labはサービスの提供にあたって、「語感相性診断」については感性アナリストの黒川伊保子氏によるサブリミナル・インプレッション効果を使った「語感分析技術」を応用し、「自然発話エンジン」についてはブログウォッチャーの技術を採用して自然な会話を生成するなど科学的な裏づけのある技術を用いて、クロンの作成・進化をサポートしている。

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