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「WILLCOM D4」は“でかい”のか“小さい”のかMobile Weekly Top10

ウィルコムが6月に発売を予定しているUMPC「WILLCOM D4」は、スマートフォンと考えるとでかいが、PCと考えると小さい。そのどちらにも属さないD4が市場にどう受け入れられるのか、今から楽しみだ。

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2008年04月10日~2008年04月16日

  1. Windows Vista搭載、スライド+チルトスタイルの「WILLCOM D4」を発表
  2. YouTube、ニコニコ動画は視聴できるか――「インターネットマシン 922SH」
  3. 「Nケータイ」はメイド・イン・サイタマ――N905iは“人の手”が作っていた
  4. 写真で解説する「WILLCOM D4」(外観編)
  5. これはPCなのかケータイなのか、それとも──「WILLCOM D4」が開拓しようとする新市場
  6. もっとも“旬”な写真にファン陶酔──「小栗旬+Cyber-shotケータイ」キャンペーンイベント
  7. ドコモのスーパー3Gに見た「モバイルの近未来」
  8. 「らくらくホン プレミアム」、幻の金属パネルモデル+スケルトンモデル公開
  9. 音楽を聴きながら何ができるか――「インターネットマシン 922SH」
  10. PCメールの使い勝手は――――「インターネットマシン 922SH」

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 今週のアクセスランキングは、ウィルコムが4月14日に発表したCentrino AtomとWindows Vista SP1を採用したUMPC、「WILLCOM D4」についての第一報が首位に立った。

 2位以下にもWILLCOM D4と「インターネットマシン922SH」の記事が複数ランクインしており、今週はフルキーボード搭載機にまつわる話題が豊富だった。

 さて、ウィルコムが次世代PHSサービスを開始する2009年春までにどのような戦略を打ち出すのか、という点でも注目を集めた今回の新端末発表会。W-ZERO3シリーズの後継機ようなスマートフォンの登場を期待していたユーザーには、UMPCとして登場したWILLCOM D4は“大きい”と映ったのだろうか。

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 しかし、Windows Vista Home Premium SP1を採用するPCとして見ると、かなり“小さい”とも言える。価格もOffice Personal 2007やPowerPoint 2007が入っていることを考えるとリーズナブルだ(これはインセンティブや協力各社の“努力”のおかげだろう)。進入学の季節は過ぎてしまったものの、一人暮らしを始めてそろそろPCも買おうかな、などと考えているユーザーにとっては、通信回線を別途用意する必要がないPCとして、選択肢の1つに上るのかもしれない。

 発表会では、ウィルコム社長の喜久川政樹氏がWILLCOM D4のサイズ感を「ザガットサーベイよりちょっと小さいくらい」のフットプリントだと紹介していた。そして発表会後に出席者に配布されたのが以下の「デラックス版 2008年版ザガットサーベイ 東京のレストラン」だ。

「デラックス版 2008年版ザガットサーベイ 東京のレストラン」は、箔押しのタイトルとウィルコムロゴ入り。さらにページの縁は銀色のコーティング。裏表紙には原寸大のWILLCOM D4がプリントされている

 WILLCOM D4の外形寸法は約188(幅)×84(高さ)×25.9(厚さ)ミリ。配布されたデラックス版 ザガットサーベイのサイズを測ってみたところ、214(高さ)×99(幅)×13(厚さ)ミリだったので、これを2冊重ねたくらいが実物のサイズ感に近そうだ。

 WILLCOM D4が気になっている人は、書店で「2008年版ザガットサーベイ 東京のレストラン」を探してみてはいかがだろうか。通常版だと若干大きさが異なるかもしれないが、何となくサイズの雰囲気はつかめるだろう。

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