世界一のインターネットカンパニーは、インターネットマシンで築く:Mobile Weekly Top10
2008年を「インターネットマシン元年」と宣言した孫氏のお気に入り端末は、自らが開発の指揮をとった「922SH」。ケータイのトレンド機能とPCライクな操作性を両立させたこの端末が業務効率を向上させたといい、一部のグループ会社の業務用端末を922SHに切り替えたという。
+D Mobile Weekly Access Top10
2008年05月01日~2008年05月07日
- 2007年度、最も売れたケータイは?──ドコモ編
- 2007年度、最も売れたケータイは?──au編
- 「Cyber-shotケータイ W61S」、5月3日発売
- ドコモの「706iシリーズ」がJATE通過
- ケータイ感覚で快適に使える本格スマートフォン――ドコモ「HT1100」
- Nokia、「美しい」新携帯3種を発表
- 2007年度、最も売れたケータイは?──キャリア総合編
- 2007年度、最も売れたケータイは?──ソフトバンクモバイル編
- “ウィルコムのWiMAX”とモバイルWiMAXの違い
- 遅れてきた“春”の新機種登場、au端末に変動あり
連休中のアクセスランキングは、「2007年度、最も売れたケータイは?」シリーズの記事や、JATE通過の記事が注目を集めた。読者の端末への関心の高さがうかがえる結果といえるだろう。みなさんが愛用しているケータイは、ランクインしていただろうか。
目下、ソフトバンクモバイル 孫正義社長のお気に入り端末といえば、「インターネットマシン 922SH」。自ら開発の指揮をとった端末であることから愛着もひとしおのようで、2008年3月期決算会見でも使い勝手のよさを力説していた。
「フルキーボードのこの端末を毎日使っているが、非常に使いやすい。業務用のメールを会社のメールサーバから直結して使うようになったが、ケータイメールの入力速度が3倍から5倍になった。一度、このフルキーボードの携帯を使うと、二度とテンキーのメールは打ちたくないなと。一度使うと手放せなくなる」(孫氏)
自身の業務効率が向上するのを実感したことから、ソフトバンクテレコムの社員は全員が922SHを業務用端末として使っていると孫氏。ソフトバンクモバイルの社員が使う業務用端末も、近々、すべて922SHに切り替えるという。
これまでにもフルキーボード付きの端末はさまざまなモデルが登場しているが、その多くがWindows Mobile端末であり、いわゆるケータイでありながらフルキーボードを搭載した端末は少ない。新たなユーザー層を獲得できる端末という見方もできるが、半面、実際に手に取って便利さを実感してもらうのが難しい端末でもある。
世界一のインターネットカンパニーを目指す孫氏が、一部のグループ会社に“インターネットマシン 922SH”を一斉導入したのは、社員が便利さを実感した上で、それを広く伝えてほしいという思いの表れかもしれない。
関連キーワード
インターネットマシン 922SH | ソフトバンクモバイル | 決算 | 孫正義
関連記事
おまえに別件などない!──「お父さんってしゃべるんだー!ストラップ」に怒られてみた
ソフトバンクモバイルが2月15日から4月30日まで実施していた「春のお父さんキャンペーン」に申し込んでいた知り合いが、ストラップが当選したというので見せてもらった。これはほしい……。日本第3位のキャリアでは終わらない――“海援隊”ソフトバンクモバイルが世界を目指す
ソフトバンクの孫正義社長が、中China Mobile、英Vodafoneと設立した携帯向けプラットフォーム開発のための合弁会社「ジョイント・イノベーション・ラボ」のビジョンを説明。少額課金やセキュリティを実現するプラットフォームを世界7億のユーザーに向けて展開し、世界でトップのモバイルカンパニーを目指すとした。ソフトバンク、2008年3月期決算を発表──創業以来最大の売上、利益を更新
ソフトバンクは5月8日、2008年3月期の決算を発表した。2007年に買収したソフトバンクモバイルの業績が通期で寄与することもあり、売上高、営業利益、経常利益は創業以来最大を更新し、増収増益となった。- フェムトセル、9月の規制緩和を待って商用化へ――ソフトバンクモバイルCTOの宮川氏
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.